飲食店の省人化や注文ミスの防止に役立つセルフオーダーシステムですが、導入費用をどのように経費処理すればよいか分からない方も多いでしょう。
セルフオーダーシステムは、タブレット、POS端末、プリンター、ソフトウェアなどで構成されており、すべてに同じ法定耐用年数が適用されるとは限りません。
本記事では、構成機器ごとの法定耐用年数や勘定科目、減価償却費の計算方法を解説します。
中島購入・月額契約・リース・レンタルによる処理の違いや、おすすめ製品も紹介するため、導入前の参考にしてください。
【迷ったらこれ!】セルフオーダーシステムおすすめTOP2比較表
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セルフオーダーシステムの法定耐用年数は何年?


セルフオーダーシステムは、顧客が操作するタブレット、注文を管理するPOS端末、キッチンプリンター、通信機器、ソフトウェアなどで構成されています。そのため、システム全体に一つの法定耐用年数を当てはめるのではなく、原則として構成する資産ごとに種類を判定します。
具体的な法定耐用年数は以下のとおりです。
タブレット端末の法定耐用年数は原則4年
セルフオーダー用のタブレットは、税務上、サーバー用を除くパーソナルコンピュータに該当するものとして、法定耐用年数4年で処理されるケースが一般的です。取得価額が一定額以上の場合は、「工具器具備品」などの勘定科目で固定資産に計上し、4年間に分けて減価償却します。
ただし、すべてのタブレットが必ず4年になるとは限りません。端末の仕様や利用方法、ほかの設備との関係によって資産区分が変わる可能性があります。
また、取得価額が10万円未満であれば、一定の条件のもとで購入した年度に全額を経費にできる場合があります。台数が多い場合は、1台ごとに独立して使用できるか、一式で判定すべきかも確認しましょう。
POS端末やパソコンは種類によって4年または5年
セルフオーダーシステムと連携するPOS端末やパソコンの法定耐用年数は、電子計算機の種類によって異なります。サーバー用を除く一般的なパーソナルコンピュータは4年、サーバーや専用端末を含むその他の電子計算機は5年が基本的な目安です。
市販のパソコンやタブレットにPOSアプリをインストールして使用する場合は、4年で処理される可能性が高いでしょう。一方、POS業務専用に設計された端末やサーバー機能を持つ機器については、5年になることがあります。



見た目だけで判断せず、製品仕様書やメーカーの資料を確認することが大切です。判断が難しい場合は、税務署や税理士へ確認してください。
セルフオーダー用ソフトウェアの法定耐用年数は原則5年
購入型のセルフオーダー用ソフトウェアは、無形固定資産の「ソフトウェア」として計上し、一般的には法定耐用年数5年で減価償却します。自社利用を目的とする注文管理、メニュー管理、売上分析などのソフトウェアは、通常「その他のソフトウェア」に該当するためです。
ソフトウェアの購入代金だけでなく、導入時に必要となる初期設定費や、自社の運用に合わせた軽微なカスタマイズ費用も取得価額に含まれる場合があります。



ただし、毎月利用料を支払うクラウド型サービスは、ソフトウェアそのものを取得していないため、固定資産ではなく月々の利用料として処理するのが一般的です。
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セルフオーダーシステムの契約形態別の会計処理


セルフオーダーシステムの会計処理は、購入、クラウド契約、リース、レンタルなどの契約形態で異なります。料金だけでなく、資産の所有権や契約内容も確認しましょう。
セルフオーダーシステムを購入した場合は固定資産として処理する
セルフオーダーシステムを購入し、店舗が機器やソフトウェアを所有する場合は、取得価額に応じて固定資産として処理します。タブレットやPOS端末、プリンターなどのハードウェアは「工具器具備品」、購入型のソフトウェアは「ソフトウェア」で計上するのが一般的です。
取得価額が一定額以上の場合は、購入した年度に全額を経費にせず、法定耐用年数にわたって減価償却します。
一方、少額資産に該当する場合は、消耗品費として全額を経費計上したり、一括償却資産として3年間で均等償却したりできる可能性があります。機器とソフトウェアの料金が分かれている場合は、それぞれ個別に判定します。
月額制のクラウドサービスは通信費や支払手数料として処理する
月額制のクラウド型セルフオーダーシステムは、利用者がソフトウェアそのものを取得するのではなく、一定期間サービスを利用する契約です。そのため、通常は固定資産に計上せず、毎月発生する利用料を期間ごとの費用として処理します。
勘定科目には「通信費」「支払手数料」「システム利用料」「諸会費」などが使用されます。どの勘定科目を使用するかについて厳密な決まりはありませんが、同じ性質の費用に対して継続して同じ科目を使うことが重要です。



初期費用に端末の購入代金やソフトウェアの設定費が含まれている場合は、月額料金と分けて資産計上が必要か確認しましょう。
リース契約は契約内容に応じて会計処理が異なる
セルフオーダーシステムをリースで導入する場合は、契約がファイナンス・リースに該当するか、オペレーティング・リースに該当するかによって処理が異なります。法人税法上のリース取引では、実質的に資産の売買があったものとして、リース資産とリース債務を計上する場合があります。
所有権移転外リース取引に該当するときは、原則としてリース期間定額法で償却します。一方、一定の賃貸借取引では、支払ったリース料を各期間の費用として処理します。



リースという名称だけでは判断できないため、中途解約の可否、契約期間、所有権の移転条件などを契約書で確認することが大切です。
レンタル契約は月々の利用料を賃借料として処理する
レンタル契約では、レンタル会社が所有するタブレットやPOS端末などを、店舗が一定期間借りて使用します。店舗側が資産を取得するわけではないため、一般的には月々のレンタル料金を「賃借料」や「支払手数料」として経費計上します。
レンタルはリースよりも契約期間が短く、中途解約や機器交換に対応しやすい傾向です。ただし、契約終了時に端末を買い取る条件が付いている場合や、実質的に途中解約できない長期契約の場合は、単純な賃貸借として処理できない可能性があります。



契約時には、所有権、解約条件、保守料金、契約終了後の返却義務などを確認しましょう。
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セルフオーダーシステムの取得価額と減価償却の考え方


減価償却が必要かどうかは、請求書に記載された本体価格だけで判断しません。導入のために直接必要となった費用や、各機器が独立して機能するかも確認します。
本体価格だけでなく初期設定費や設置費を含めて取得価額を判断する
セルフオーダーシステムの取得価額には、端末やソフトウェアの購入代金だけでなく、事業で使用できる状態にするために直接必要となった費用を含めます。具体的には、初期設定費、設置作業費、配送費、システム連携費、導入時のカスタマイズ費などが該当する可能性があります。
例えば、ソフトウェア本体が8万円でも、必須の初期設定費が3万円かかれば、取得価額は合計11万円と判断されることがあります。請求項目を分けただけで、設定費用をすべて当期の経費にできるとは限りません。
一方、操作研修や導入後の保守料金などは、取得価額に含めず、発生時の費用として処理できる場合があります。
タブレット・プリンター・ソフトウェアを一式で判定する場合がある
セルフオーダーシステムを導入する際は、タブレット、プリンター、POS端末、ソフトウェアなどをまとめて購入するケースがあります。少額資産に該当するかどうかは、請求書の項目ごとではなく、通常どの単位で取引され、どの単位で事業に使用されるかを基準に判断します。
それぞれの機器が単独でも機能し、別の用途に使用できる場合は、個別に取得価額を判定できる可能性があります。一方、専用端末と専用ソフトウェアが一体となり、一式でなければ注文処理ができない場合は、合計金額で判定されることがあります。



見積書の分け方だけで決めず、実際の機能や使用単位をもとに判断しましょう。
取得価額が10万円未満なら原則として一括で経費計上できる
取得価額が10万円未満の減価償却資産は、原則として事業で使用を開始した年度に全額を経費または損金として計上できます。例えば、店舗で独立して使用できるタブレットを1台8万円で購入した場合は、一定の条件を満たせば「消耗品費」として処理できる可能性があります。
10万円未満かどうかを判定するときは、税込経理を採用している事業者は税込価格、税抜経理を採用している事業者は税抜価格を基準とするのが基本です。また、本体価格だけでなく、使用開始までに必要な設定費や送料なども取得価額に含めて判定します。



一式で機能する設備は、一式の合計額が10万円未満かを確認してください。
取得価額が10万円以上20万円未満なら一括償却資産を選択できる
取得価額が10万円以上20万円未満の資産は、通常の減価償却に加えて、一括償却資産として処理する方法を選択できます。一括償却資産を選ぶと、法定耐用年数にかかわらず、取得価額を3年間で均等に経費または損金へ算入します。
例えば、15万円のタブレット端末を一括償却資産として処理する場合は、原則として年間5万円ずつ3年間で償却します。年度途中で購入しても月割り計算を行わず、1年分を計上できる点が特徴です。



ただし、同じ年度に取得した一括償却資産をまとめて管理する必要があります。
通常の減価償却とどちらが有利かを確認して選択しましょう。
中小企業者等は40万円未満の少額減価償却資産の特例を利用できる場合がある
青色申告を行う一定の中小企業者等は、取得価額40万円未満の資産について、取得して事業に使用した年度に全額を経費または損金へ算入できる特例を利用できる場合があります。従来の基準は30万円未満でしたが、2026年度税制改正によって40万円未満へ引き上げられました。
対象となる資産の合計額は、原則として1事業年度当たり300万円までです。対象者の要件や申告書類の添付なども定められているため、40万円未満であれば自動的に全額を経費にできるわけではありません。



適用期限は2029年3月31日までとされています。利用前に最新の要件を確認しましょう。
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セルフオーダーシステムの減価償却費を計算する方法


セルフオーダーシステムの減価償却には、定額法や定率法などがあります。利用できる方法は、事業者の区分や資産の種類、税務署へ届け出ている償却方法によって異なります。
定額法
定額法は、原則として毎年ほぼ同じ金額を減価償却費として計上する方法です。取得価額に、法定耐用年数に対応する定額法の償却率を掛けて計算します。耐用年数4年の資産に適用される定額法の償却率は0.250です。
例えば、40万円のタブレット端末を期首に導入し、耐用年数4年の定額法で償却する場合、年間の減価償却費は「40万円×0.250=10万円」が目安です。
事業年度の途中で使用を開始した場合は、使用した月数に応じて月割り計算します。毎年の費用が安定するため、将来の損益を予測しやすい点が特徴です。
定率法
定率法は、資産の未償却残高に一定の償却率を掛けて減価償却費を計算する方法です。導入初期の償却額が大きく、年数が経過するにつれて償却額が減少します。利用できる資産や事業者は限られるため、採用できるか事前に確認が必要です。
例えば、取得価額40万円、耐用年数4年、定率法の償却率を0.500とした場合、初年度の償却費は20万円です。翌年度は残額20万円に0.500を掛けるため、10万円となります。
ただし、実際の計算では償却保証額や改定取得価額などのルールがあり、単純に同じ計算を最後まで繰り返すわけではありません。
タブレット端末を複数台導入した場合の計算例
1台12万円のタブレットを10台導入し、それぞれが独立して機能すると判断された場合、通常は1台ごとの取得価額を基準に処理を検討します。通常の減価償却を選ぶ場合、合計取得価額は120万円です。耐用年数4年の定額法では、年間の減価償却費はおおむね30万円となります。
一括償却資産を選べる場合は、120万円を3年間で均等に償却し、年間40万円を計上します。ただし、タブレットが専用設備の一部であり、単独では注文システムとして機能しない場合は、POS端末やソフトウェアを含めた一式で判定される可能性があります。実際の使用単位をもとに判断しましょう。
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セルフオーダーシステムの法定耐用年数と実際の寿命の違い


法定耐用年数を過ぎても、セルフオーダーシステムを使い続けることは可能です。反対に、法定耐用年数に達する前に故障やサポート終了で買い替えが必要になるケースもあります。
法定耐用年数は税務上の費用配分に使用する期間
法定耐用年数は、購入した固定資産の取得価額を何年間で経費化するかを定めた税務上の期間です。メーカーが保証する使用期間や、機器が実際に故障するまでの期間を示したものではありません。
例えば、法定耐用年数4年のタブレットでも、適切に管理すれば5年以上使用できることがあります。反対に、落下や水ぬれ、バッテリー劣化などによって、2年程度で交換が必要になる可能性もあります。
法定耐用年数を過ぎても正常に動作していれば、そのまま使用して問題ありません。導入予算を考えるときは、税務上の年数と実際の更新周期を分けて考えましょう。
タブレットはバッテリーの劣化によって寿命が短くなることがある
セルフオーダー用タブレットは、営業時間中に長時間画面を表示し、充電しながら使用することが多いため、一般的な家庭利用よりもバッテリーへ負担がかかります。バッテリーが劣化すると、充電の減りが早くなったり、突然電源が切れたりする可能性があります。
テーブルに常設する場合は、充電ケーブルやスタンドの破損、料理や飲み物による汚れにも注意が必要です。画面の明るさを必要以上に高くしない、営業時間外は充電状態を確認する、保護ケースを使用するなどの対策を行いましょう。
バッテリー交換ができない端末では、本体ごとの買い替えが必要になることもあります。
OSやアプリのサポート終了によって使用できなくなることがある
端末本体が故障していなくても、OSやセルフオーダーアプリのサポート終了によって使用できなくなります。OSの更新対象から外れた端末では、新しいアプリをインストールできなかったり、アップデート後のアプリが正常に動作しなかったりするので注意が必要です。
古いOSを使い続けると、セキュリティ上の問題が修正されず、注文情報や顧客情報を安全に管理できないリスクもあります。導入前には、対応OS、推奨端末、アップデートの提供期間を確認しましょう。



メーカー指定外の中古端末を使用すると、保証やサポートの対象外になる可能性があるため注意が必要です。
故障率や修理費用を考慮して買い替え時期を判断する
セルフオーダーシステムの買い替え時期は、法定耐用年数だけでなく、故障頻度、修理費用、処理速度、サポート状況などを含めて判断しましょう。頻繁に通信が切れる、注文画面の表示が遅い、タッチ操作が反応しにくいといった問題は、顧客満足度の低下につながります。
修理費用が新品の購入費用に近づいている場合や、代替部品の供給が終わっている場合は、買い替えを検討するタイミングです。すべての端末を一度に交換するのではなく、故障率が高い端末から順番に更新する方法もあります。



法定耐用年数を基準に、数年ごとの更新予算を確保しておくと安心です。
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セルフオーダーシステムおすすめ3選
ここでは、飲食店の注文業務を効率化できるセルフオーダーシステムを紹介します。POSレジとの連携、注文方式、初期費用、店舗規模などを比較して選びましょう。
スマレジ・テーブルオーダー|スマレジと注文・会計情報を連携したい店舗におすすめ


| メリット | デメリット |
|---|---|
| ・スマレジ・POSと注文情報や会計情報を連携できる ・テーブルごとの注文状況をリアルタイムで管理できる ・メニュー画像や表示順を店舗側で設定できる ・キッチンへの注文伝達を効率化できる ・売上分析やテーブル管理にも活用できる | ・テーブルオーダー機能の利用には申し込みが必要 ・テーブルに設置する端末の購入費用がかかる ・会計時にはスマレジ・POSなどの操作が必要になる |
スマレジ・テーブルオーダーは、飲食店向けのオーダー管理システムであるスマレジ・ウェイターと連携して利用できるサービスです。テーブルに設置した端末から顧客が注文すると、注文情報を店舗側へ送信できます。
メニュー画像や表示順を設定できるため、写真を使っておすすめ商品を訴求したい店舗にも適しています。スマレジ・POSと連携することで、注文から会計、売上分析までの情報をまとめて管理できる点が魅力です。
| プラン項目 | 詳細 |
| 基本プラン | スマレジ・フードビジネスプラン |
| 基本プラン月額 | 1店舗につき月額15,400円 |
| テーブルオーダー月額 | 1台につき月額440~1,320円 |
| iPad代 | 1台58,800円~ |
| 主な機能 | POS連携、注文履歴、スタッフ呼び出し、英語メニュー |
| 注意点 | プリンターやネットワーク機器などは別途必要 |
CASHIER ORDER|店舗に合った注文方式を柔軟に選びたい飲食店におすすめ


| メリット | デメリット |
|---|---|
| ・テーブルオーダーやスマホオーダーに対応できる ・ハンディオーダーやモバイルオーダーも選択できる ・CASHIER POSと注文情報を連携できる ・注文情報をキッチン機器へ自動で送信できる ・店舗の運用に合わせて注文方式を組み合わせられる | ・導入構成によって必要な端末や費用が異なる ・インターネット環境の整備が必要になる ・機能が多いため導入前の運用設計が必要になる |
CASHIER ORDERは、ハンディオーダー、テーブルオーダー、スマホオーダー、モバイルオーダーなど、複数の注文方式に対応するシステムです。店舗の業態や客層に合わせて、必要な注文方法を選びやすい点が特徴です。
CASHIER POSやキッチンプリンターなどと連携すれば、注文情報の受付から厨房への伝達、会計までを一元管理できます。店内飲食だけでなく、テイクアウトや事前注文にも対応したい店舗に適しています。
ただし、選択する機能や端末によって料金構成が変わるため、導入前に必要な機能と予算を整理して見積もりを取得しましょう。
| プラン項目 | 詳細 |
| スマホオーダー | 月額10,000円~/店舗 |
| 導入例の初期費用 | キッチンモニター:月額2,000円 キッチンプリンター:55,000円 ハンディオーダー:月額5,000円 |
| オンライン決済手数料 | 3.9% |
| サポート | 初期設定、電話、メールサポート無料 |
funfo|初期費用を抑えてモバイルオーダーを始めたい店舗におすすめ


| メリット | デメリット |
|---|---|
| ・POSレジとモバイルオーダーを一つのアプリで利用できる ・無料でアプリをダウンロードして試せる ・顧客のスマートフォンから注文を受け付けられる ・オンライン決済に対応できる ・LINEを活用した顧客管理や販促にも対応できる | ・店舗側で使用するiPadなどの端末が必要になる ・高度な機能やサポートは有料プランになる場合がある ・スマートフォン操作が苦手な顧客への対応が必要になる |
funfoは、モバイルオーダーとPOSレジを一つのアプリで利用できる飲食店向けサービスです。顧客が店内のQRコードをスマートフォンで読み取り、自分の端末からメニューの確認や注文を行えます。
アプリを無料でダウンロードして試せるため、高額な専用機器を購入する前に操作性を確認したい店舗に向いています。モバイルオーダー決済やLINE公式アカウントとの連携など、集客やリピーター獲得に役立つ機能も用意されています。
ただし、店舗側で注文を管理するiPadなどが必要です。利用したい機能が無料プランに含まれるかも確認しましょう。
| 初期費用例 | 0円〜 |
| 月額費用 | funfo Basic:0円 funfo Pro:4,950円(税込)~ funfo Pro Plus: 9,900円(税込)~ funfo LINE Pro:14,850円(税込)~ |
| 主な機能 | ・POSレジ機能・店内版モバイルオーダー機能・店外版モバイルオーダー機能・テイクアウト機能・多言語表示機能・LINEミニアプリ連携機能 |
| サポート体制 | メール、電話、チャット |
セルフオーダーシステムの導入で法定耐用年数以外に確認すること


セルフオーダーシステムは、法定耐用年数や価格だけで選ぶと、導入後に運用上の問題が生じる可能性があります。通信環境や厨房との連携、操作方法も確認しましょう。
店内のWi-Fi環境や通信速度に問題がないか確認する
クラウド型のセルフオーダーシステムは、店内のインターネット回線やWi-Fiを通じて注文情報を送信します。通信が不安定な場合は、注文画面が表示されない、注文データが厨房へ届かない、同じ注文が重複して送信されるなどのトラブルが発生する可能性があります。
導入前には、客席、レジ、厨房など実際に端末を使用する場所で通信状況を確認しましょう。広い店舗や壁の多い店舗では、アクセスポイントの追加が必要になることがあります。
来店客向けのフリーWi-Fiと業務用ネットワークを分けることも重要です。回線障害が発生した場合のオフライン対応についても確認してください。
注文データを厨房へ正確に送信できるか確認する
セルフオーダーシステムを導入するときは、顧客が入力した注文情報が、厨房やドリンクカウンターへ正確に送信されるか確認しましょう。注文内容をレジで再入力する運用が残ると、入力ミスや伝達漏れを十分に減らせません。
キッチンプリンターへ印刷する方法のほか、キッチンディスプレイへ注文を表示する方法もあります。料理とドリンクで出力先を分けられるか、トッピングや焼き加減などの追加情報を表示できるかも確認しましょう。



通信障害やプリンターの用紙切れが発生した場合に、店舗側へ通知する機能があると安心です。
メニュー変更や売り切れ設定を店舗側で行えるか確認する
飲食店では、季節商品の追加、価格改定、ランチとディナーの切り替え、売り切れ商品の非表示など、日常的にメニュー情報を変更します。変更のたびにメーカーへ依頼するシステムでは、更新に時間や費用がかかる可能性があります。
店舗の管理画面から、商品名、価格、画像、説明文、表示順を簡単に変更できるか確認しましょう。売り切れ設定を行った商品が、注文画面へすぐに反映されることも重要です。
複数店舗を運営している場合は、本部で共通メニューを管理しながら、店舗ごとに価格や在庫状況を変更できるシステムが便利です。
スタッフと顧客向けの操作マニュアルを準備する
セルフオーダーシステムを導入しても、スタッフが操作方法を理解していなければ、トラブル発生時に迅速な対応ができません。注文の確認方法、キャンセル処理、売り切れ設定、会計方法、端末の再起動手順などをマニュアル化しましょう。
顧客向けには、QRコードの読み取り方や注文確定までの流れを、短い文章と画像で案内すると分かりやすくなります。高齢者やスマートフォンを持っていない顧客に対して、スタッフが代わりに注文できる手段も残しておくことが大切です。



導入直後はスタッフを多めに配置し、よくある質問やトラブルを記録してマニュアルを改善しましょう。
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セルフオーダーシステムの法定耐用年数に関するよくある質問
最後に、セルフオーダーシステムの法定耐用年数や会計処理に関する疑問へ回答します。実際の処理は契約内容や利用状況によって異なるため、必要に応じて専門家へ確認しましょう。
セルフオーダーシステムの勘定科目は何ですか?
セルフオーダーシステムの勘定科目は、購入した資産の種類や契約形態によって異なります。購入したタブレット、POS端末、プリンターなどは「工具器具備品」、購入型の注文管理ソフトは「ソフトウェア」で処理するのが一般的です。
取得価額が少額で、全額を購入年度の経費にする場合は「消耗品費」を使用できます。クラウド型サービスの月額利用料は「通信費」「支払手数料」「システム利用料」など、レンタル料金は「賃借料」が候補です。
勘定科目の名称よりも、同じ性質の費用を毎年度継続して同じ科目で処理することが重要です。
タブレットを複数台購入した場合は1台ごとに判定できますか?
複数のタブレットを購入した場合でも、それぞれが独立して機能し、通常1台単位で取引されるものであれば、1台ごとの取得価額を基準に少額資産の判定ができる可能性があります。例えば、1台8万円の市販タブレットを10台購入した場合、必ず合計80万円で判定するとは限りません。
ただし、専用の固定具や制御機器、ソフトウェアと組み合わせなければ使用できず、システム一式として取引されている場合は、合計額で判断される可能性があります。請求書を形式的に分割しただけでは個別資産として認められない場合があるため、実際の機能や使用単位を確認しましょう。
月額制のセルフオーダーシステムにも法定耐用年数はありますか?
月額料金を支払って利用するクラウド型セルフオーダーシステムは、通常、利用者がソフトウェアを所有しません。そのため、サービスの月額利用料自体には法定耐用年数を適用せず、利用した期間の費用として処理するのが一般的です。
ただし、契約時にタブレットやプリンターなどを購入した場合は、購入した機器について法定耐用年数や少額資産の判定が必要です。また、高額な初期設定費や専用ソフトウェアの使用権を一括で購入している場合は、無形固定資産などに該当する可能性があります。月額契約であっても、初期費用の内訳を確認しましょう。
耐用年数が残っている機器を買い替えた場合はどう処理しますか?
法定耐用年数が残っているタブレットやPOS端末を買い替え、古い機器を廃棄した場合は、原則として残っている帳簿価額を「固定資産除却損」として処理します。売却した場合は、売却代金と帳簿価額との差額を固定資産売却益または固定資産売却損として計上します。
古い機器を予備端末として引き続き保管し、事業で使用できる状態にしている場合は、直ちに除却処理できない可能性があります。除却する場合は、廃棄証明書、処分業者の明細、社内の廃棄記録などを保管しましょう。
新しい機器については、古い機器とは別の資産として取得価額と耐用年数を判定します。
中古のセルフオーダー端末は新品と同じ耐用年数ですか?
中古のタブレットやPOS端末は、必ずしも新品と同じ法定耐用年数を使用するわけではありません。すでに法定耐用年数の一部または全部を経過している資産は、一定の計算方法によって中古資産の耐用年数を見積もれる場合があります。
法定耐用年数の全部を経過した資産では、法定耐用年数の20%に相当する年数を耐用年数とする簡便法があります。耐用年数の一部を経過した資産では、残存年数に経過年数の20%を加えて計算します。
ただし、計算結果が2年未満になる場合は2年とします。購入後に大規模な改修を行った場合などは、簡便法を利用できないことがあるため注意しましょう。
セルフオーダーシステムの導入ならレジベストへ!
セルフオーダーシステムの導入をご検討中なら、レジベストへお気軽にご相談ください。
レジベストでは、複数メーカーのセルフオーダーシステムをまとめて比較でき、資料請求・お見積もりを完全無料でご利用いただけます。「どの製品を選べばいいかわからない」「今使っているPOSレジと連携できる製品を知りたい」といったご相談にも対応可能です。
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