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1万円・5千円対応券売機おすすめ8選|高額紙幣対応機の価格や選び方を比較

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券売機を導入しているけど、高額紙幣に対応していないからお客様が不便に感じている

券売機を導入したいけれど、1万円札や5千円札に対応している機種が分からない

1万円・5千円対応券売機は、顧客の支払いの利便性を高めるだけでなく、スタッフによる両替対応や釣銭補充の負担軽減にもつながります。一方で、本体価格や設置費用、紙幣還流の仕組み、キャッシュレス決済への対応など、確認すべきポイントも少なくありません。

本記事では、1万円・5千円対応券売機のおすすめ8選を、価格や機能とともに比較します。あわせて、高額紙幣対応券売機のメリット・デメリットや選び方、導入時に活用できる補助金についても詳しく解説します。最適な券売機を選びたい方は、ぜひ参考にしてください。

【迷ったらこれ!】1万円・5千円対応券売機おすすめTOP2比較表

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目次

券売機が1万円・5千円に対応していないリスクとは?

千円札しか使用できない券売機は本体価格を抑えやすい一方、両替対応や販売機会の損失につながる可能性があります。想定する客単価や来店客の支払い傾向を確認し、高額紙幣対応の必要性を判断しましょう。

購入を諦められて販売機会を失う可能性がある

券売機で1万円札や5千円札を使用できない場合、千円札や硬貨を持っていない顧客は商品を購入できません。近隣に両替できる場所がなければ、購入を諦めて別の店舗へ移動する可能性もあります。

特に観光施設、温浴施設、レジャー施設、高単価な飲食店では、顧客が高額紙幣を使用する機会も少なくありません。

入口に高額紙幣が使えないことを掲示しても、すべての顧客に確認してもらえるとは限らないため、来店後の不満につながることがあります。幅広い顧客を取りこぼさないためには、1万円札・5千円札対応機の導入が有効です。

スタッフによる両替対応が増えて省人化の効果が薄れる

券売機の大きな導入目的は、注文受付や現金の受け渡しを自動化し、スタッフの負担を軽減することです。しかし、高額紙幣を使用できないと、顧客から両替を依頼されるたびにスタッフが対応しなければなりません。

厨房作業や接客を中断して両替すると、提供時間の遅れやレジ金の計算ミスが発生する可能性があります。無人店舗やスタッフが少ない時間帯では、すぐに両替できず、顧客を長時間待たせることもあるでしょう。

省人化を目的として券売機を導入する場合は、高額紙幣への対応によって両替業務まで減らせるか確認することが大切です。

混雑やクレームが発生して顧客満足度が低下する

高額紙幣を投入できない顧客が券売機の前で支払い方法を探したり、スタッフを呼んだりすると、後ろに待機列ができやすくなります。ランチタイムやイベント開催時など、短時間に利用者が集中する店舗では、一人の両替対応が全体の回転率を低下させることもあります。

また、券売機に高額紙幣非対応の表示があっても、気づかなかった顧客から不満を寄せられる可能性があります。キャッシュレス決済を併用する方法もありますが、現金を希望する顧客への対策にはなりません。

混雑を防ぐには、高額紙幣対応機と十分な釣銭を準備する必要があります。

1万円・5千円対応券売機の価格・費用

1万円・5千円対応券売機の導入費用は、本体だけでなく搬入、初期設定、周辺システム、保守などによって変わります。必要な機能を整理し、複数社から同じ条件で総額の見積もりを取りましょう。

券売機本体の価格|高額紙幣対応モデルは個別見積もりが中心

高額紙幣対応券売機の本体価格は、80万円台から300万円以上まで幅があります。小型卓上モデルや機能を絞ったボタン式は比較的安く、大型タッチパネル、5千円札還流、多言語、遠隔管理などを搭載した機種は高額になる傾向があります。

一方、大型モデルは設置条件やオプションによって価格が大きく変わるため、個別見積もりが一般的です。本体価格だけで判断せず、釣銭容量、保証期間、設定費用を含めて比較しましょう。

搬入・設置工事・メニュー登録などの初期設定費用

券売機本体とは別に、配送、搬入、組み立て、固定工事、電源工事、初期設定などの費用が発生します。重量が100kgを超える機種では、階段作業やクレーン搬入によって追加料金がかかる場合があります。

また、転倒防止のアンカー固定やD種接地工事が必要な機種もあるため、設置場所の事前調査が重要です。商品名、価格、ボタン画像、券面、税率などの登録をメーカーへ依頼する場合も有料になることがあります。

キャッシュレス決済・POSレジ・厨房連携のオプション費用

クレジットカード、電子マネー、QRコード決済を追加する場合は、決済端末代、接続機器、システム設定費などが必要です。さらに、決済金額に応じた手数料や、売上金の振込手数料が発生する場合があります。

POSレジや売上管理システムと連携すると、商品別・時間帯別の売上を詳しく確認できますが、ソフトウェアの初期費用や月額料金が加算されます。注文内容を厨房プリンターやキッチンディスプレイへ送信する場合も、プリンター本体やLAN工事が必要です。

比較時は本体価格だけでなく、希望するシステムを含めた総額を確認しましょう。

保守契約・通信費・ロール紙などのランニングコスト

券売機の導入後は、保守契約、インターネット通信、決済サービス、ロール紙などの継続費用が発生します。保守契約には、電話サポート、訪問修理、定期点検、部品代などが含まれる場合がありますが、対応範囲は契約によって異なります。

特に現金を扱う券売機が故障すると営業を継続できない可能性があるため、修理受付時間や訪問可能エリアを確認することが重要です。

クラウド売上管理やキャッシュレス決済を利用しない機種は、通信費を抑えられる場合があります。ロール紙の交換頻度も、発券枚数や券の長さによって変わります。

リース・レンタル・補助金を活用した場合の導入費用

券売機を一括購入する資金が不足している場合は、リースやレンタルを利用する方法があります。リースは5~7年程度の契約が一般的で、100万円台の券売機であれば月額2万円前後からの掲載例もあります。

ただし、中途解約が難しく、支払総額は購入より高くなる可能性があります。レンタルは短期間でも利用しやすい一方、選べる機種が限られる点に注意が必要です。

補助金を利用できれば自己負担を抑えられますが、原則として交付決定前の契約、発注、支払いは対象外となります。申請条件と導入時期を確認してから契約しましょう。

1万円・5千円対応券売機おすすめ8選

ここからは、1万円札・5千円札を利用できるおすすめ券売機を紹介します。機種ごとに紙幣のお釣り、操作方式、サイズ、キャッシュレス連携が異なるため、店舗の運用に合う製品を選びましょう。

CASHIER 券売機|株式会社ユニエイム【おすすめNo.1!】

CASHIER|株式会社ユニエイム
引用元:CASHIER

CASHIER 券売機は、株式会社ユニエイムが提供するタッチパネル型券売機・セルフレジです。利用客が端末でメニューを選択し、注文と事前決済を行うと、その情報を厨房へ送信できます。

主要なキャッシュレス決済に対応するほか、現金対応の自動釣銭機付き構成も選択可能です。画面レイアウトを柔軟に変更でき、多言語にも対応しているため、ラーメン店からフードコートまで幅広い飲食店で利用できます。

キャッシュレス専用なら端末50万円(税抜)から導入でき、機能と価格のバランスに優れています。

メリットデメリット
・タッチパネルで直感的に注文できる
・キャッシュレス専用と現金対応から選択できる
・POSレジと売上情報を一元管理できる
・注文データを厨房へ連携できる
・多言語表示に対応している
・現金対応モデルは導入費用が高くなる
・システム利用料が掛かる
・高機能なため小規模店舗では機能を持て余す可能性がある
初期費用キャッシュレス専用:480,000円
現金対応あり:1,380,000円
リース:0円
月額費用キャッシュレス専用:9,400円
現金対応あり:11,400円
リース:35,580円
決済方法現金
クレジットカード
電子マネー
QRコード決済
収納枚数要お問い合わせ
サイズキャッシュレス決済専用(フロアスタンド型)
横 : 562mm
高さ: 1400mm
奥行: 370mm
サポート体制電話・メールサポート、設定サポート、ハードウェア保守、駆けつけサポート

スマレジ券売機|株式会社スマレジ

引用元:スマレジ

スマレジ券売機は、クラウドPOSレジ「スマレジ」と連携して利用できるタッチパネル式券売機です。利用客自身が画面から商品を選択して注文・決済を行い、その売上データをスマレジで管理できます。

券売機を単独設備として運用するのではなく、POSデータと一体化して店舗経営に活用できる点が大きな特徴です。スマレジでは券売機を機器サブスクでも提供しており、大きな初期投資を避けたい店舗にも選択肢があります。

すでにスマレジを利用している飲食店では特に導入を検討しやすいシステムです。

メリットデメリット
・スマレジと売上データを連携できる
・タッチパネルで注文をセルフ化できる
・商品別の売上分析に活用できる
・機器サブスクという導入方法を選択できる
・店舗全体のPOS環境を統一しやすい
・スマレジ側の利用料金が掛かる
・構成によって周辺機器費用が必要になる
・既存の別メーカーPOSを利用している場合は連携確認が必要
初期費用要問い合わせ
月額費用8,800円〜
決済方法現金
クレジットカード
電子マネー
QRコード決済
収納枚数要お問い合わせ
サイズ15.6型の場合
横 : 295mm
高さ: 574mm
奥行: 246mm
サポート体制365日コールセンター、ヘルプサイト、メールサポート、オンサイト保守

グローリー「VT-T21Fシリーズ」|3金種の紙幣還流に対応

引用元:グローリー

VT-T21Fシリーズは、22インチタッチパネルを搭載した高機能券売機です。写真付きメニューを見やすく表示でき、アニメーションと音声ガイダンスによって顧客の操作を支援します。

高額紙幣対応モデルには1万円札・5千円札・千円札のリサイクルユニットがあり、投入された紙幣を釣銭として再利用できます。1万円札で購入を取り消した場合、投入紙幣をそのまま返却できるため、釣銭準備金の減少を抑えられる点も特徴です。

豊富なメニューを写真で案内したい飲食店や施設に適しています。

メリットデメリット
・写真付きメニューを見やすく表示できる
・1万円札・5千円札・千円札を再利用できる
・投入紙幣をそのまま返却できる
・高機能券売機のため、機能や構成によって導入費用が変わる
初期費用要問い合わせ
月額費用要問い合わせ
決済方法現金
QRコード対応(オプション)
収納枚数要お問い合わせ
サイズ650(W)×300(D)×1,450(H)mm(突起部を除く)
サポート体制要お問い合わせ

芝浦自販機「KC-TX30シリーズ」|27インチの大型画面を搭載

引用元:芝浦自販機株式会社

KC-TX30シリーズは、27インチの大型タッチパネルを採用した高額紙幣対応券売機です。1万円札、5千円札、2千円札、千円札を受け付け、5千円札と千円札をお釣りとして払い出せます。

最大9,999メニューを登録できるため、商品数が多い店舗や階層表示を使いたい施設にも対応可能です。

クレジットカード、電子マネー、QRコード決済に対応する構成も選択できます。メニュー写真や動画を活用しておすすめ商品を訴求したい飲食店、温浴施設、レジャー施設に向いています。

メリットデメリット
・27インチの大型画面を搭載
・最大9,999メニューを登録できる
・キャッシュレス決済に対応する構成を選択できる
・大型タッチパネルのため、設置スペースの確認が必要
初期費用要お問い合わせ
月額費用要お問い合わせ
決済方法現金
クレジットカード
電子マネー
QRコード決済
収納枚数【紙幣】
KC-TX30シリーズ
 10,000円札・2,000円札混在:約300枚
 5,000円札:約100枚
 1,000円札:約800枚
 KC-TX20シリーズ
 10,000円札・5,000円札・2,000円札混在:約200枚
 1,000円札:約400枚
サイズW650㎜×D300㎜×H1,600㎜
サポート体制要お問い合わせ

Fujitaka「FK-ADⅡ」|最大54口座の自立型券売機

引用元:株式会社Fujitaka

FK-ADⅡは、最大54口座を搭載できる自立型のボタン式券売機です。1万円札、5千円札、2千円札、千円札と、500円・100円・50円・10円硬貨に対応しています。

高額紙幣を混合で約200枚、千円札を約400枚収納できるため、来店客数が多い店舗でも運用しやすい設計です。日計、累計、時間帯別、グループ別などの集計にも対応しています。

メニューを一覧で表示したいラーメン店、食堂、温浴施設などに向いており、レンタルやキャッシュレス連携も相談できます。

メリットデメリット
・最大54口座を搭載できる
・高額紙幣を混合で約200枚収納できる
・レンタルやキャッシュレス連携も相談できる
・自立型のため、設置スペースの確保が必要
初期費用要お問い合わせ
月額費用要お問い合わせ
決済方法現金
QRコード決済(※オプション)
収納枚数紙幣:約100枚
硬貨:500円(700枚)/100円・50円・10円(各1,000枚)
サイズ幅600×奥行き280×高さ1,570(mm)
サポート体制要お問い合わせ

マミヤ・オーピー「Operal VMT-621SE」|小型液晶とキャッシュレスを両立

引用元:マミヤ・オーピー株式会社

Operal VMT-621SEは、高額紙幣とキャッシュレス決済に対応した小型タッチパネル式券売機です。1万円札・5千円札・2千円札・千円札を受け付け、紙幣のお釣りは千円札で払い出します。

21.5インチの大型ディスプレイを搭載し、12種類のボタンレイアウトから店舗に合った画面を作成できます。日本語、英語、韓国語、中国語の簡体字・繁体字にも対応しています。

専用架台を使用した床置き運用も可能で、限られたスペースで写真付きメニューを表示したい店舗におすすめです。

メリットデメリット
・高額紙幣とキャッシュレス決済に対応
・12種類のボタンレイアウトから選択できる
・多言語に対応
・紙幣のお釣りは千円札で払い出す仕様
初期費用要お問い合わせ
月額費用要お問い合わせ
決済方法現金、キャッシュレス
収納枚数紙幣挿入部収納枚数
1,000円約480枚※2
メインチューブ
500円硬貨:約70枚、100円硬貨:約77枚
50円硬貨:約82枚、10円硬貨:約92枚
予備チューブ
100円硬貨:約87枚、10円硬貨・約100枚※3
サイズ480(W)x 370(D) x780(H)
サポート体制要お問い合わせ

BOSTEC「FMC-156T 楽らく券助」|価格を抑えやすい小型卓上モデル

引用元:株式会社BOSTEC

FMC-156Tは、高額紙幣対応機としては導入価格を抑えやすい小型タッチパネル式セルフ決済機です。1万円札・5千円札・2千円札・千円札に対応し、紙幣のお釣りは千円札で払い出します。

15.6インチ画面を搭載し、最大80口座のテンプレートを選択可能です。USBキーボードを接続すれば、本体からメニュー名や価格を変更できます。

公式オンラインショップの本体価格は税込82万2,800円からで、専用架台を追加すれば床置き型としても使用できます。

メリットデメリット
・高額紙幣対応機として導入価格を抑えやすい
・最大80口座のテンプレートを選択可能
・本体からメニュー名や価格を変更できる
・紙幣のお釣りは千円札で払い出す仕様
初期費用547,800円(税込)
月額費用10,956円(税込)
※リースの場合
決済方法現金、キャッシュレス
収納枚数【紙幣】
1,000円札:400枚
【硬貨】
 500円:70枚
 100円:77枚
 50円:82枚
 10円:92枚
※SUB:100円×87枚 or 10円×100枚
サイズW350㎜×D260㎜×H600㎜
※転倒防止板および突起部は含まず。
サポート体制要お問い合わせ

NECマグナスコミュニケーションズ「MP-T502」|背面操作に対応

引用元:NECマグナスコミュニケーションズ

MP-T502は、壁面への埋め込み設置や背面操作に対応できるタッチパネル式券売機です。1万円札・5千円札・2千円札・千円札を受け付け、5千円札と千円札をお釣りとして払い出せます。

最大800口座のフリーレイアウトに対応し、日計、累計、グループ別、時間帯別などの集計が可能です。前面に利用客がいる状態でも、バックヤード側から紙幣回収やメンテナンスを行いやすい点が特徴です。

商業施設、公共施設、レジャー施設など、表側の動線を塞ぎたくない環境に向いています。

メリットデメリット
・背面操作に対応
・最大800口座のフリーレイアウト
・バックヤード側から紙幣回収やメンテナンスを行いやすい
・壁面への埋め込み設置など、設置環境の確認が必要
初期費用要お問い合わせ
月額費用要お問い合わせ
決済方法クレジットカード(オプション)
電子マネー(オプション)
収納枚数MP-T502 高額紙幣対応機の場合
1万円札:約400枚(2千円札と混在)
5千円札:約250枚
2千円札:約400枚(1万円札と混在)
千円札:約880枚
500円:約350枚
100円:約1,000枚
50円:約650枚
10円:約1,000枚
サイズ幅:500×奥行:600×高さ:1,650mm
サポート体制要お問い合わせ

1万円・5千円対応券売機の選び方

高額紙幣対応券売機は、紙幣を受け付けられるだけでなく、釣銭の払い出し方法や周辺システムとの連携も重要です。設置後の運用を想定し、次の比較ポイントを確認しましょう。

1万円札・5千円札の受け入れだけでなく紙幣還流の仕組みも確認する

高額紙幣対応と表示されていても、受け付けた1万円札や5千円札をすべてお釣りとして再利用できるとは限りません。機種によっては、1万円札と5千円札を受け付けても、お釣りは千円札だけで払い出します。

この方式では、1万円札で少額商品を購入されると千円札を大量に消費するため、補充頻度が増えます。

一方、5千円札・千円札の還流に対応する機種なら、1万円札に対して5千円札を含めて払い出せるため、必要な千円札を減らせます。受入金種、払出金種、収納枚数をそれぞれ確認することが重要です。

2024年に発行された新紙幣へ対応している機種を選ぶ

新しい1万円札・5千円札・千円札は、2024年7月3日に発行されました。旧紙幣のみを識別する券売機では、新紙幣を投入しても返却される可能性があります。

日本銀行の案内を踏まえ、導入時には「高額紙幣対応」だけでなく「2024年発行の新紙幣対応」であることを確認しましょう。同じ型番でも、製造時期や搭載する紙幣識別装置によって対応状況が異なる場合があります。

中古品を購入するときは特に注意し、新紙幣対応済みであることを見積書や仕様書に記載してもらうと安心です。

ボタン式とタッチパネル式のどちらが店舗に合うか比較する

ボタン式券売機は商品を一覧表示でき、顧客が目的の商品をすぐに選びやすい点が特徴です。操作が単純で通信環境を必要としない機種も多く、ラーメン店や食堂など定番メニューが中心の店舗に向いています。

一方、タッチパネル式は写真、商品説明、トッピング、多言語などを画面上に表示できます。メニュー数が多い店舗や、商品の追加・変更が頻繁な店舗に適しています。

ただし、画面を階層化しすぎると選択に時間がかかる可能性があります。顧客層、メニュー数、変更頻度を基準に選びましょう。

キャッシュレス決済・POSレジ・厨房プリンターとの連携可否を確認する

券売機を選ぶ際は、クレジットカード、交通系電子マネー、QRコード決済など、導入したい決済方法に対応しているか確認しましょう。同じシリーズでも現金専用機とキャッシュレス端末付きモデルが分かれていることがあります。

また、POSレジと連携できれば、店舗全体の売上や商品別の販売数をまとめて管理できます。

飲食店では、注文情報を厨房プリンターやキッチンディスプレイへ自動送信することで、食券の受け渡しを省略できる場合があります。機器同士の接続費用や月額料金まで含めて比較することが大切です。

設置スペース・防犯性能・メーカーの保守体制を比較する

大型券売機は幅や高さだけでなく、扉を開けるためのスペースや補充作業を行う動線も必要です。設置場所の幅、奥行、高さ、床の強度、電源、通信環境を事前に確認しましょう。

入口付近に設置する場合は、アンカー固定、耐震対策、金庫部分の鍵、警報装置などの防犯性能も重要です。

また、故障時に営業を継続できるよう、電話受付時間、訪問可能地域、修理までの目安、代替機の有無を確認してください。全国に保守拠点があるメーカーでも、離島や一部地域では訪問費が加算される場合があります。

1万円・5千円対応券売機を導入する際に利用できる補助金

高額紙幣対応券売機は、条件を満たせば国や自治体の補助制度を利用できる可能性があります。制度ごとに対象者や目的が異なるため、交付決定前に発注しないよう注意し、最新の公募要領を確認しましょう。

中小企業省力化投資補助金

中小企業省力化投資補助金は、人手不足の解消や生産性向上につながる設備投資を支援する制度です。カタログ注文型では、製品カタログに登録された券売機と販売事業者を選び、共同で申請します。

券売機によって注文受付、会計、現金管理を自動化できることから、飲食店や施設で活用を検討できます。2026年3月の制度改定後は、申請受付期間が2027年3月末頃まで延長される予定です。

ただし、すべての券売機が対象になるわけではないため、型番と販売事業者を公式カタログで確認してください。

デジタル化・AI導入補助金2026

デジタル化・AI導入補助金2026は、登録されたITツールを活用して業務効率化や生産性向上を図る中小企業・小規模事業者を支援する制度です。インボイス枠では、会計・受発注・決済機能を備えたソフトウェアと併せて導入するPOSレジや券売機が対象になる場合があります。

券売機等のハードウェア部分は、補助率2分の1以内、補助額20万円以下が設定されています。

券売機だけを自由に購入して申請する制度ではなく、登録ITツールと登録支援事業者を通じた申請が必要です。

小規模事業者持続化補助金

小規模事業者持続化補助金は、経営計画に基づく販路開拓や、それに伴う業務効率化を支援する制度です。新しい販売方法の導入、店舗の回転率向上、テイクアウト対応などの計画に券売機を組み込める可能性があります。

一般型・通常枠は原則として補助率3分の2、補助上限50万円ですが、特例によって上限額が加算される場合があります。

第20回公募は2026年11月5日から12月15日までの申請受付が予定されています。商工会または商工会議所による事業支援計画書の発行期限にも注意が必要です。

業務改善助成金

業務改善助成金は、事業場内最低賃金を一定額以上引き上げ、生産性向上につながる設備投資を行う中小企業・小規模事業者を支援する制度です。令和8年度は50円以上の賃上げ計画が必要で、助成上限額は賃金の引上げ額や対象労働者数によって異なり、最大600万円です。

注文受付や会計作業を削減できる券売機も、労働能率の向上につながる設備として認められる可能性があります。令和8年度の申請受付は2026年9月1日開始予定であり、賃上げ時期を含む詳細条件の確認が必要です。

1万円・5千円対応券売機に関するよくある質問

最後に、高額紙幣対応券売機の受入金種、釣銭、改修、準備金、補助金に関する質問へ回答します。機種や導入条件によって異なる項目は、メーカーや販売店へ事前に確認してください。

1万円・5千円対応券売機と高額紙幣対応券売機は同じものですか?

一般的に、高額紙幣対応券売機とは、1万円札や5千円札を受け付けられる券売機を指します。多くの機種は1万円札、5千円札、2千円札、千円札に対応していますが、受け付ける金種は製品によって異なります。また、「対応」と表示されていても、投入された紙幣をお釣りとして払い出せるとは限りません。千円札だけを還流させる機種や、5千円札と千円札を還流させる機種、1万円札まで再利用できる機種があります。比較するときは、高額紙幣対応という名称だけで判断せず、受入金種と払出金種を分けて確認しましょう。

1万円札を投入した場合は5千円札でお釣りを出せますか?

5千円札の払出機能を搭載している券売機であれば、1万円札を投入したときに5千円札を含めてお釣りを出せます。グローリーのVT-T21Fシリーズや芝浦自販機のKC-TX30・KC-BX30シリーズなどが該当します。一方、高額紙幣を受け付けても紙幣のお釣りが千円札だけの機種では、5千円札を払い出せません。例えば800円の商品を1万円札で購入した場合、千円札9枚と硬貨200円で返却する構成になります。千円札の消費量が増えるため、客数が多い店舗では5千円札還流機のほうが管理負担を抑えやすいでしょう。

既存の券売機を新紙幣や高額紙幣に対応させることはできますか?

既存券売機の新紙幣対応は、紙幣識別装置の交換や改修、ファームウェア更新によって行える場合があります。ただし、千円札専用機を1万円札・5千円札対応機へ変更するには、紙幣収納庫や払出装置まで交換する必要があり、構造上対応できない機種もあります。製造終了から年数が経過した券売機は、対応部品を入手できない可能性にも注意が必要です。改修費用に搬出入や設定費を加えると、新品への買い替えと大きな差がなくなることもあります。型番と製造番号をメーカーへ伝え、対応可否と総費用を確認しましょう。

営業前にどのくらいの釣銭を用意する必要がありますか?

必要な釣銭額は、最低商品価格、来店客数、高額紙幣の利用割合、紙幣還流方式によって異なります。まず、1万円札で最も安い商品を購入された場合の最大釣銭額を計算し、同様の取引が連続しても対応できる枚数を準備します。紙幣のお釣りが千円札だけの機種は、5千円札を払い出せる機種より多くの千円札が必要です。硬貨についても、価格の下一桁に応じて500円、100円、50円、10円を用意します。導入後は日別・時間帯別の金種使用枚数を記録し、釣銭切れを起こさない水準へ調整すると効率的です。

1万円・5千円対応券売機の導入に利用できる補助金はありますか?

中小企業省力化投資補助金、デジタル化・AI導入補助金、小規模事業者持続化補助金、業務改善助成金などを利用できる可能性があります。ただし、券売機を購入すれば必ず補助されるわけではありません。登録製品であること、POSや決済ソフトと一体で導入すること、販路開拓や賃上げを行うことなど、制度ごとに異なる条件があります。多くの制度では、交付決定前に契約や発注、支払いをすると補助対象外になります。利用を検討する場合は、導入スケジュールを決める前に公式の公募要領を確認し、メーカーや支援機関へ相談しましょう。

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この記事を書いた人

レジ専門メディアのライターです。これまで500以上のレジ関連の記事(セルフレジ、POSレジ、券売機、自動釣銭機、キャッシュレス決済端末、補助金情報など)を執筆。大手レジメーカーのコンテンツ制作も担当してきました。

“どこよりもわかりやすく、後悔しないレジ選びを”
そんな思いを込め、信頼性の高いレジ情報を発信していきます。

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