クリニック向け自動精算機は、受付・会計業務の省人化や待ち時間短縮、現金管理の負担軽減に役立つ一方、機種やシステム構成によっては100万円を超える導入費用が掛かります。そこで検討したいのが、国や自治体が実施する補助金・助成金です。
2026年には「デジタル化・AI導入補助金2026」や「中小企業省力化投資補助金」などが実施されています。ただし、医療法人が対象外となる制度や、自動精算機単体では申請できない制度もあるため注意が必要です。
本記事では、自動精算機の導入で検討したい補助制度や補助率、対象経費、申請方法について詳しく解説します。
【迷ったらこれ!】クリニック向け自動精算機おすすめTOP3比較表
| スマレジ | クリニックキオスク | ナテック |
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| 5.0 | 4.9 | 4.9 |
| 3部門でNo.1の実績 IT導入補助金で最大75%補助 アクティブ店舗数54,000突破 | 導入台数2,700台以上 従来の自動精算機より低価格! 全国対応の保守サービス | 補助金対象だからお得に購入! 機械嫌いの高齢者でも使いやすい! リースと買い切りを選べる! |
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【2026年8月最新】クリニック向け自動精算機に使える補助金|比較表
| 補助制度 | 主な補助率 | 主な補助上限額 | 2026年8月時点の状況 | クリニックでの利用 |
| デジタル化・AI導入補助金2026 | 1/2~4/5以内 | ソフトウェア等は最大450万円、インボイス枠のレジ・券売機等は最大20万円 | 第4次締切は2026年8月25日17時 | 医療法人も対象になり得る |
| 中小企業省力化投資補助金 | 1/2~2/3程度 | 類型・従業員数により異なる。一般型は最大1億円 | カタログ注文型は随時受付。一般型第7回は終了 | 医療法人は対象外。個人開業は要件確認 |
| 小規模事業者持続化補助金 | 原則2/3 | 通常枠50万円、特例適用で最大250万円 | 第20回は2026年11月5日~12月15日 | 医師・歯科医師・医療法人は原則対象外 |
| ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金 | 1/2~2/3 | 第23次では750万~2,500万円等 | 第23次は受付終了 | 医療法人は対象外。個人開業は要件確認 |
| 自治体独自の補助金・助成金 | 制度による | 制度による | 自治体ごとに異なる | 医療機関対象の制度あり |
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クリニック向け自動精算機に使える補助金5選
クリニック向け自動精算機では、IT化や省力化、業務効率化を目的とした補助制度を検討できます。ただし、医療法人の対象可否や機器単体での申請可否は制度ごとに異なります。それぞれの特徴を確認しておきましょう。
デジタル化・AI導入補助金

デジタル化・AI導入補助金2026は、中小企業・小規模事業者等によるITツール導入を支援する制度です。通常枠では、登録されたソフトウェアやクラウドサービス、データ連携ツール、導入設定などが補助対象となります。
通常枠の補助率は原則1/2以内で、一定の最低賃金要件を満たす事業者は2/3以内です。補助額は最大450万円となっています。
また、インボイス枠では対象ソフトウェアと併せて導入するレジ・券売機等について、1/2以内・最大20万円のハードウェア補助があります。自動精算機そのものが対象になるかは、登録ITツールや導入構成によって異なるため、IT導入支援事業者へ確認しましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 補助率 | 通常枠:1/2以内、一定要件を満たす場合2/3以内 |
| 補助上限額 | 通常枠:最大450万円 |
| ハードウェア | インボイス枠のレジ・券売機等:1/2以内、最大20万円 |
| 主な対象経費 | ソフトウェア購入費、クラウド利用料、データ連携、導入設定、保守サポート等 |
| 交付申請開始 | 2026年3月30日 |
| 4次申請締切 | 2026年8月25日17:00 |
| 4次交付決定 | 2026年10月7日予定 |
| 4次事業実施期限 | 2027年3月31日17:00予定 |
| クリニックでの注意点 | 自動精算機単体ではなく、登録ITツールとの組み合わせや対象構成を確認する |
2026年8月7日時点では、通常枠などの4次締切が2026年8月25日17時に設定されています。交付決定は10月7日予定となっているため、利用を検討している場合は早めにIT導入支援事業者へ相談するとよいでしょう。
中小企業省力化投資補助金

中小企業省力化投資補助金は、人手不足に対応するための設備投資やシステム導入を支援する制度です。「カタログ注文型」と「一般型」があり、カタログ注文型では登録された省力化製品を導入します。
2026年3月19日以降は補助率1/2以下で、従業員数に応じて200万円~1,000万円が基本上限です。一定の賃上げ要件を満たす場合は最大1,500万円まで引き上げられます。
ただし、医療法人は補助対象外とされているため注意が必要です。また、クリニックの自動精算機がカタログ注文型の対象製品・対象業種として利用できるかも確認する必要があります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 補助率 | カタログ注文型:1/2以下 |
| 従業員5人以下 | 上限200万円、賃上げ特例300万円 |
| 従業員6~20人 | 上限500万円、賃上げ特例750万円 |
| 従業員21人以上 | 上限1,000万円、賃上げ特例1,500万円 |
| 主な対象経費 | カタログに登録された省力化製品等 |
| 申請受付 | カタログ注文型は随時受付中 |
| 採択・交付決定 | 申請から概ね1~2カ月程度 |
| 補助事業期間 | 原則として交付決定日から12カ月以内 |
| 受付予定期間 | 制度改定により2027年3月末頃まで予定 |
| クリニックでの注意点 | 医療法人は対象外。対象事業者・製品・業種の確認が必要 |
カタログ注文型は2026年8月現在も随時申請を受け付けており、申請から交付決定までは概ね1~2カ月程度とされています。2026年3月の制度改定によって申請受付期間も2027年3月末頃まで延長されました。
小規模事業者持続化補助金

小規模事業者持続化補助金は、小規模事業者が経営計画に基づいて実施する販路開拓や業務効率化などを支援する制度です。第20回公募では補助率2/3、通常枠の補助上限は50万円です。インボイス特例や賃金引上げ特例を組み合わせると最大250万円まで補助上限を引き上げられます。
ただし、一般的な医科・歯科クリニックでは特に注意が必要です。医師・歯科医師や医療法人は原則として補助対象外となるため、「クリニックの自動精算機に利用できる補助金」として一律に利用できる制度ではありません。申請者の事業形態を必ず確認しましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 補助率 | 原則2/3 |
| 特例補助率 | 賃金引上げ特例のうち赤字事業者は3/4 |
| 通常枠上限 | 50万円 |
| インボイス特例 | +50万円 |
| 賃金引上げ特例 | +150万円 |
| 最大補助上限 | 250万円 |
| 公募要領公開 | 2026年5月27日 |
| 申請受付開始 | 2026年11月5日 |
| 様式4発行受付締切 | 2026年12月4日 |
| 申請受付締切 | 2026年12月15日17:00 |
| クリニックでの注意点 | 医師・歯科医師・医療法人は原則対象外 |
2026年の第20回公募は、11月5日に申請受付が開始され、12月15日17時が申請期限です。申請には事業支援計画書の取得が必要で、その発行受付期限は12月4日となっています。
ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金

ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金は、中小企業や小規模事業者による革新的な製品・サービス開発などに必要な設備投資を支援する制度です。
第23次の製品・サービス高付加価値化枠では、中小企業の補助率は原則1/2、小規模事業者・再生事業者は2/3です。従業員規模によって補助上限が設定され、最大2,500万円となっています。
ただし、既存の受付業務を自動精算機へ単純に置き換えるだけでは、革新的な新製品・新サービス開発という制度目的に合わない可能性があります。また、医療法人は対象外となるため注意が必要です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 補助率 | 中小企業:1/2 |
| 小規模・再生事業者 | 2/3 |
| 補助上限額 | 従業員規模に応じ最大2,500万円 |
| 主な対象経費 | 機械装置・システム構築費など |
| 第23次公募開始 | 2026年2月6日 |
| 第23次申請開始 | 2026年4月3日17:00 |
| 第23次申請締切 | 2026年5月8日17:00 |
| 2026年8月時点 | 第23次の受付は終了 |
| 次回公募 | 公式発表を確認 |
| クリニックでの注意点 | 医療法人は対象外。単純な設備更新では制度目的に合わない可能性がある |
2026年8月7日時点では、第23次公募はすでに受付を終了しています。第23次は2026年2月6日に公募が開始され、4月3日から申請受付、5月8日17時に締め切られました。今後の公募については公式サイトで最新情報を確認してください。
自治体・都道府県独自の補助金・助成金
国の補助金以外にも、都道府県や市区町村が医療DX、省力化、人手不足対策、業務効率化などを目的とした補助金・助成金を実施している場合があります。医療機関を直接対象としている制度であれば、国の中小企業向け補助金では対象外となる医療法人でも利用できる可能性があります。
ただし、自治体独自制度には全国共通の補助率や申請期限がありません。補助対象となる設備も地域によって異なり、自動精算機、セルフレジ、POSレジ、キャッシュレス端末、予約システムなど対象範囲に違いがあります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 補助率 | 自治体・制度によって異なる |
| 補助上限額 | 自治体・制度によって異なる |
| 主な対象者 | 医療機関、中小企業、小規模事業者等 |
| 主な対象経費 | DX設備、省力化設備、ITシステムなど制度によって異なる |
| 公募開始 | 自治体ごとに異なる |
| 申請締切 | 自治体ごとに異なる |
| 採択時期 | 自治体ごとに異なる |
| 確認先 | 都道府県・市区町村の公式ホームページ |
| クリニックでの注意点 | 医療法人が対象か、自動精算機が対象設備かを個別に確認する |
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クリニック向け自動精算機で補助対象になりやすい費用

補助金では、自動精算機本体だけでなくPOSレジやソフトウェア、システム連携費なども補助対象になる場合があります。ただし、対象経費は利用する制度によって異なるため、導入予定の構成をまとめて確認しましょう。
自動精算機・セルフレジなどの機械装置費
設備投資型の補助金では、自動精算機やセルフレジなどの本体費用が「機械装置・システム構築費」などとして補助対象になる場合があります。
例えば中小企業省力化投資補助金の一般型では、機械装置・システム構築費が補助対象経費として設定されています。ものづくり補助金でも要件を満たす機械装置・システム構築費が対象となります。
ただし、クリニックの場合は申請者の法人形態にも注意が必要です。機械自体が補助対象になり得る制度であっても、医療法人が申請対象外なら利用できません。「機器が対象か」と「自院が対象か」を分けて確認しましょう。
POSレジやタブレットなどのハードウェア費
自動精算機と組み合わせて使用するPOSレジやタブレット、プリンターなども、一部の補助制度では対象になります。
デジタル化・AI導入補助金2026のインボイス枠では、対象ソフトウェアの使用に必要なPC・タブレット等について補助率1/2以内・最大10万円、レジ・券売機等について最大20万円の補助が設定されています。
ただし、ハードウェアのみを購入して申請することはできません。対象となる会計・受発注・決済ソフトウェアなどとセットで申請する必要があります。自動精算機本体がどのハードウェア区分に該当するかについてもIT導入支援事業者へ確認しましょう。
POSシステム・会計ソフトなどのソフトウェア費
POSシステムや会計ソフトなどのソフトウェア費は、デジタル化・AI導入補助金と特に相性のよい経費です。
通常枠では、自社の課題解決や生産性向上につながる登録ITツールのソフトウェア購入費、クラウド利用料などを対象に、原則1/2以内、一定条件では2/3以内の補助を受けられます。補助額は対象となる業務プロセス数などによって5万円以上450万円以下です。
クリニックでは、POSレジだけでなく受付・会計管理、患者情報との連携などを含めた構成で導入するケースがあります。利用するソフトが2026年度の登録ITツールであるかを確認してください。
レセコン・電子カルテとのシステム連携費
自動精算機をクリニックへ導入する際には、レセコンや電子カルテとの連携が重要です。連携できれば、確定した診療費を自動精算機へ送信でき、スタッフが会計金額を再入力する作業を減らせます。
デジタル化・AI導入補助金では、登録ITツールのオプションとしてデータ連携ツールなどが補助対象になる場合があります。中小企業省力化投資補助金の一般型でも、設備とシステムを組み合わせた省力化投資が対象になり得ます。
ただし、既存レセコンとの接続作業がすべて自動的に補助対象になるとは限りません。見積書で本体、ソフト、連携費を分けてもらい、支援事業者へ確認しましょう。
導入設定・システム構築費
自動精算機やPOSレジでは、本体を購入するだけでなく、初期設定、ネットワーク設定、レセコン連携、スタッフへの操作説明などさまざまな導入作業が必要です。
補助制度によっては、こうした導入関連費も対象になります。デジタル化・AI導入補助金では、導入コンサルティング、導入設定、マニュアル設定、導入研修、保守サポートなどが補助対象となる場合があります。
自動精算機本体の価格だけでなく、導入時に必要となる作業を一式で見積もってもらうことで、どこまで補助対象として申請できるか判断しやすくなります。
クラウドサービスなどの利用料金
クラウド型POSやオンライン管理システムを利用する場合、月額利用料が補助対象になるケースがあります。
デジタル化・AI導入補助金2026の通常枠では、対象となるクラウドサービスの利用料を最大2年分まで補助対象にできます。
例えば、自動精算機と連携するクラウドPOSや売上管理システムなどを導入する場合、初期費用だけでなく一定期間のランニングコストも補助対象になる可能性があります。ただし、通信費など通常の事業運営費まで自由に申請できるわけではありません。対象ITツールとして登録されているサービスと対象期間を確認してください。
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クリニック向け自動精算機で補助対象にならない可能性がある費用

自動精算機に関連する費用であっても、すべてが補助対象になるわけではありません。特に契約・購入するタイミングを間違えると、本来利用できたはずの補助金が受けられなくなる可能性があるため注意しましょう。
補助金の交付決定前に購入・契約した自動精算機
多くの補助金では、補助対象となる事業期間が定められています。原則として交付決定前に自動精算機を契約・発注・購入した場合、その費用は補助対象外になる可能性があります。
「補助金が採択されたからすぐ購入してよい」とは限りません。採択と交付決定は別の手続きとなっている制度もあります。
販売会社から「先に契約しておきましょう」と案内されても、必ず公募要領を確認してください。補助金を活用する場合は、見積もり取得、申請、交付決定、契約・発注という順番を守ることが重要です。
補助対象として登録されていない製品・システム
デジタル化・AI導入補助金では、好きな製品を自由に購入して申請する方式ではありません。補助金事務局の審査を受け、登録されたITツールが対象となります。また、原則として登録されたIT導入支援事業者と連携して申請します。
そのため、機能が優れた自動精算機やPOSレジでも、対象となるITツールや構成として登録されていなければ申請できない可能性があります。
中島メーカーのホームページに「補助金対応」と書かれていても、過年度の情報である場合があります。
2026年度の対象登録状況を必ず確認してください。
中古の自動精算機
中古の自動精算機は、利用する補助制度によって取り扱いが異なります。新品のみ対象となる制度や、中古設備について厳しい条件が設定されている制度があります。
例えば、ものづくり補助金では一定条件のもと中古設備が認められるケースがありますが、複数の中古品販売事業者から同一条件で見積もりを取得するなどの要件が設定されることがあります。



「中古なら安いので補助金も利用すればさらに安くなる」と単純には判断できません。
中古品を検討する場合は、公募要領の中古設備に関する規定を事前に確認しましょう。
通常の運営費や消耗品費
自動精算機を運用するために必要となる費用でも、通常の事業運営費や消耗品は補助対象外になる可能性があります。
例えば、レシート用紙、日常的に交換する消耗部品、通信回線料金、通常の電気代などは設備投資そのものではなく、日常的な運営費と判断されがちです。
補助金は、自動精算機を導入した後に発生するすべての費用を補填する制度ではありません。



本体価格、ソフトウェア、導入関連費、保守費など、対象になる費用と対象外の費用を見積もり段階で分けておきましょう。
補助対象期間を超えて発生する月額利用料金
POSレジやクラウドサービスの月額料金が補助対象になる制度でも、契約期間すべての料金が対象になるとは限りません。
例えばデジタル化・AI導入補助金の通常枠では、クラウド利用料は最大2年分が対象です。契約が3年、5年と続く場合、それ以降の利用料金は自院で負担する必要があります。



補助金を利用するときは、「導入初年度はいくら負担するか」だけでなく、補助期間終了後に毎月いくら掛かるのかも確認しておきましょう。
長期的なランニングコストまで含めて製品を比較することが重要です。
公募要領で対象外と指定されている経費
各補助金では、公募要領に補助対象経費と対象外経費が細かく定められています。
例えば、汎用性が高く補助事業以外でも利用できる設備、交付決定前に発注した設備、補助事業と関係のない費用、他の補助金と重複している経費などは対象外になる可能性があります。
クリニックでは、公的医療保険による診療報酬との重複にも注意が必要な制度があります。特に中小企業省力化投資補助金では、公的医療保険からの診療報酬との重複がある事業は対象外とされています。
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クリニックが自動精算機に補助金を活用するメリット


自動精算機は高額な設備ですが、補助制度を活用できれば導入時の負担を軽減できます。単純に購入価格を下げるだけでなく、POSレジやレセコン連携を含めて院内DXを進めやすくなる点もメリットです。
高額な自動精算機の初期費用を抑えられる
補助金を利用する最大のメリットは、自動精算機の導入に必要となる初期費用を抑えられることです。
クリニック向け自動精算機は、本体だけでなくレセコンとの連携、キャッシュレス端末、設置、保守などを含めるとまとまった費用が必要になります。開業直後のクリニックにとっては大きな設備投資です。
補助対象となるシステムを選び、条件を満たして申請できれば、その一部を国や自治体が補助してくれます。手元資金を医療機器や採用、広告などほかの投資へ回しながら受付・会計のDXを進めやすくなります。
POSレジや周辺機器をまとめて導入しやすくなる
自動精算機単体ではなく、POSレジやタブレット、プリンター、決済端末などをまとめて更新したい場合にも補助制度は役立ちます。
制度によっては、対象ソフトウェアに加えて、その利用に必要となるハードウェアや導入設定費も補助対象です。
これまで古いレジを使い続けていたクリニックでも、補助金を活用することでPOSレジ、自動精算、キャッシュレス決済をまとめて整備しやすくなります。ただし対象となる設備の範囲は補助金によって異なるため、一括で見積書を作成してもらい確認しましょう。
会計業務の省人化・省力化につながる
自動精算機を導入すると、患者自身が精算できるため、受付スタッフが会計のたびに現金を預かって釣銭を渡す作業を減らせます。
特に診療終了が集中する時間帯では、受付に患者が並び、会計だけを担当するスタッフが必要です。自動精算機へ会計業務を移せば、受付スタッフは電話対応や患者案内、診療補助などほかの業務を行いやすくなります。



補助金の審査でも、「設備を導入する」こと自体ではなく、「導入によって何時間の業務を削減できるか」を示すことが重要になります。
レジ締めや現金管理の負担を軽減できる
自動精算機は現金の入出金を機械で管理できるため、スタッフによる釣銭の受け渡しミスや現金過不足を減らすのに効果的です。
また、日々の売上金や釣銭を手作業で数える時間を減らせるため、診療終了後のレジ締め作業も効率化できます。
これまで30分掛かっていた締め作業を10分に短縮できるなど、導入前後の削減時間を数値で示せれば、補助金申請時にも省力化効果を説明しやすくなります。導入前から現金管理に掛かる時間を測定しておくとよいでしょう。
人手不足対策に設備投資を行いやすくなる
医療事務スタッフを採用したくても応募が集まらないなど、人手不足に悩むクリニックは少なくありません。
自動精算機を導入すれば、これまでスタッフが担当していた定型的な会計作業を機械へ任せられます。一人あたりの業務量を減らすことで、少人数でも受付を運営しやすくなります。
特に省力化を目的とした補助制度では、「人手が足りないから機械を導入したい」という課題だけでなく、現在何人で何時間作業しているか、導入後どれだけ削減できるかまで具体的に示すことが重要です。
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補助金サポートが行われている自動精算機おすすめ8選
ここからは、補助金の活用相談や申請支援、補助金対象製品としての実績などが確認できるサービスを中心に紹介します。なお、補助対象ツールは年度ごとに登録内容が変わるため、2026年度に利用できるかは契約前に各メーカーへ確認してください。
スマレジforMedical


スマレジforMedicalは、クラウドPOSレジ「スマレジ」をクリニック向けに活用する医療会計システムです。各種電子カルテ・レセコンと連携し、自動釣銭機を組み合わせることでセミセルフ会計を構築できます。
スマレジは2026年度のデジタル化・AI導入補助金についてIT導入支援事業者として申請支援を行っており、対象構成であればソフトウェアやハードウェアの補助を受けられる可能性があります。
ただし、「スマレジforMedical」の医療向け連携部分、自動釣銭機、周辺機器がどこまで対象になるかは導入構成によって異なるため、個別に確認してください。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| ・電子カルテやレセコンとの連携に対応できる ・自動釣銭機を組み合わせてセミセルフ化できる ・クラウド上で売上を確認できる ・キャッシュレス決済と組み合わせやすい ・スマレジでは2026年度の補助金活用相談が行われている | ・自動精算機単体の製品ではない ・医療システムとの連携費用が別途必要になる場合がある ・補助対象範囲は導入構成ごとに確認が必要 |
| 初期費用 | 要お問い合わせ |
|---|---|
| 月額費用 | プレミアム プラス: 8,800円(税込) |
| 端末のタイプ | タブレット型 |
| 主な機能 | 基本のレジ機能、売上分析、顧客管理、複数店舗管理、キャッシュレス決済、オフライン対応、各種レセコン・電子カルテと連携 |
| サポート体制 | メール、電話(プレミアムプラス・リテールビジネスプラン)、初期設定、設置はおまかせ365日電話サポート全国無制限で駆け付けサポート |
Clinic KIOSK


Clinic KIOSKは、クリニック・診療所向けに設計された自動精算機です。レセコンや電子カルテから会計情報を取得し、患者自身による支払いを可能にすることで受付スタッフの会計負担を軽減します。
Clinic KIOSKシリーズではIT導入補助金の対象ツールとして登録された実績があり、提供会社では補助金申請について専門会社と連携したサポートも案内されています。
ただし、過年度の対象登録がそのまま2026年度にも適用されるとは限りません。デジタル化・AI導入補助金2026を利用する場合は、最新のITツール登録状況と対象となる構成を確認してください。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| ・クリニック向けに設計された自動精算機 ・電子カルテ・レセコンとの連携に対応 ・患者自身で会計できる ・補助金対象ツールとしての実績がある ・補助金申請サポートが案内されている | ・導入構成によって費用が変わる ・キャッシュレスなど追加機能で費用が増える場合がある ・2026年度の補助対象範囲は個別確認が必要 |
| 初期費用 | 要お問い合わせ |
|---|---|
| 月額費用 | 要お問い合わせ |
| 端末のタイプ | 自動精算機 |
| 主な機能 | 電子カルテ・レセコン標準連携、領収書・明細書・お薬引換券標準発行、バーコード・QRコード標準対応、日次会計履歴集計を標準発行、クレジットカード・QRコード決済対応、自動再来受付オプション搭載発行 |
| サポート体制 | 要お問い合わせ |
ナテック


ナテックでは、クリニック向けの「Flexcom Pay」をはじめ、自動精算機やセミセルフレジなど複数の医療会計ソリューションを提供しています。
Flexcom Payはレセコンと連動し、患者自身で支払いを行える自動精算機です。現金のほかクレジットカード、QRコード、電子マネーなどにも対応しています。
ナテックではセミセルフ自動精算システムについて、補助金・助成金の活用相談を案内しています。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| ・クリニック向け自動精算機を複数扱っている ・レセコンと連携できる ・現金と各種キャッシュレスに対応できる ・自立型・卓上型などを選択できる ・補助金・助成金について相談できる | ・製品によって補助金への対応状況が異なる ・自動精算機の補助対象可否は個別相談が必要 ・機能を追加すると導入費用が高くなる可能性がある |
| 価格 | 要お問い合わせ |
|---|---|
| 月額費用 | 要お問い合わせ |
| 端末のタイプ | セミセルフレジ、自動精算機 |
| サポート体制 | ソフトウェアのトラブルはリモート保守、ハードのトラブルは現地駆けつけ修理 |
OWEN


OWENは、クリニックや動物病院向けに提供されている医療セミセルフレジです。スタッフ側と患者側に大型タッチパネルを搭載し、対面で患者をサポートしながら支払い部分をセルフ化できます。
OWENでは2026年度の「デジタル化・AI導入補助金」と「働き方改革推進支援助成金」の活用サポートを実施しています。
完全無人型の自動精算機ではありませんが、受付スタッフと患者の対面コミュニケーションを残しつつ現金授受を効率化したいクリニックに適しています。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| ・2026年度の補助金活用サポートがある ・医療機関向けに設計されている ・レセコンとの連携を相談できる ・患者と対面しながらセミセルフ会計できる ・補助金申請から導入まで相談しやすい | ・完全無人型の自動精算機ではない ・補助金は必ず採択されるわけではない ・連携するシステムによって費用が変わる |
| 初期費用 | 195万円〜(税別) |
|---|---|
| 月額費用 | 要お問い合わせ |
| 端末のタイプ | セミセルフレジ型 |
| 主な機能 | 基本のレジ機能、電子カルテ・レセコン連携、キャッシュレス決済連携 |
| サポート体制 | 専用のサポートダイヤル、リモートメンテナンス、故障対応 |
NOMOCa-Stand


NOMOCa-Standは、クリニック専用に設計された自動精算機です。診察券を読み取って患者自身で会計できるため、受付スタッフの会計作業や現金授受を減らせます。
また、補助金・助成金については都道府県ごとの制度に対応し、詳細を営業担当へ相談できるとしています。過去にはIT導入補助金を活用したキャンペーンも実施されていますが、2026年度に利用する場合は現在のデジタル化・AI導入補助金の登録状況を確認してから申し込みましょう。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| ・クリニック専用の自動精算機 ・多くのレセコンとの連携を相談できる ・コンパクトで設置しやすい ・患者自身で会計を完結できる ・補助金・助成金について相談できる | ・具体的な導入価格は個別見積もり ・補助金の対象可否は年度や地域によって異なる ・追加機能によって費用が増える場合がある |
| 価格 | 要お問い合わせ |
|---|---|
| 月額費用 | 要お問い合わせ |
| サポート体制 | トラブル対応、全国オンライン対応、リモートサポート |
FIT-A


FIT-Aは、USEN-ALMEXが提供しているクリニック向け自動精算機です。薄型・コンパクトな筐体で、現金だけでなくキャッシュレス決済を組み合わせた会計にも対応します。
USEN-ALMEXの公式ページでは、クリニック向けFIT-Aについて各種助成金・補助金の相談を受け付けていることが案内されています。
また、USEN-ALMEXは中小企業省力化投資補助金の製造事業者・販売事業者として登録されています。ただし、同制度で登録されているFIT-Aの用途・対象業種とクリニック向けFIT-Aが同一条件とは限らないため、医療機関で利用する場合は個別確認が必要です。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| ・医療機関向けに設計されたモデルがある ・省スペースで設置しやすい ・キャッシュレス決済に対応できる ・受付・会計業務を省人化できる ・補助金・助成金について相談できる | ・補助対象になる制度は個別確認が必要 ・導入構成によって費用が異なる ・レセコンとの連携可否を確認する必要がある |
| 価格 | 要お問い合わせ |
|---|---|
| 月額費用 | 要お問い合わせ |
| サポート体制 | 要お問い合わせ |
テマサックPro


テマサックProは、医科・歯科・調剤薬局・動物病院などで利用できる自動精算機です。患者自身で精算できるため、会計待ちの短縮や現金授受の削減を目指せます。
公式サイトでは、補助金・助成金の利用について「各制度の内容によるが対応している」と案内されており、デジタル化・AI導入補助金の補助対象ツールであることも明記されています。
補助金を活用して自動精算機を導入したいクリニックにとって有力な候補ですが、申請する年度や自院の法人形態によって利用条件が変わります。契約前に補助対象となる費用と自己負担額を確認しましょう。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| ・デジタル化・AI導入補助金の対象ツールとして案内されている ・医科・歯科など幅広い医療機関で利用できる ・キャッシュレス決済機能を搭載できる ・全国対応の保守体制がある ・補助金について販売会社へ相談できる | ・導入価格は運用や構成によって異なる ・補助金は申請すれば必ず採択されるわけではない ・自院のレセコンとの連携確認が必要 |
| 価格例 | 要お問い合わせ |
|---|---|
| 月額費用 | 要お問い合わせ |
| サイズ | (スタンドタイプ)横幅40cm×奥行60cm×高さ157cm (カウンタータイプ)横幅53cm×奥行62cm×高さ52cm |
| 構成内容 | – |
| サポート体制 | 362日対応の電話サポートやリモートサポート |
Auto lite


Auto liteは、厳密には自動精算機ではなく、病院・クリニック向けの自動受付・再来受付機です。診察券を読み込み、受付内容の選択から受付票発券までを自動化できます。
自動精算機や番号表示システムなどと組み合わせることで、来院受付から会計までのフロント業務全体を効率化できる点が特徴です。
そのため、自動精算機だけでなく受付業務までDX化したい場合の周辺ソリューションとして検討するとよいでしょう。補助制度を利用する場合は、Auto lite単体または自動精算機とのセット構成が対象になるか、メーカーへ最新情報を確認する必要があります。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| ・初診・再診の受付業務を自動化できる ・省スペースモデルが用意されている ・電子カルテとの連携を相談できる ・自動精算機などと組み合わせられる ・受付から会計まで一体的な効率化を検討できる | ・Auto lite自体は自動精算機ではない ・精算機能を利用するには別製品との組み合わせが必要 ・補助対象可否は個別確認が必要 |
| 価格例 | 要お問い合わせ |
|---|---|
| サイズ | 幅160mm × 奥行き172mm |
| サポート体制 | 稼働前のレクチャー、稼働立会い、リモートサポート、電話サポート |
クリニック向け自動精算機の補助金を申請する流れ


補助金の申請方法は制度ごとに異なりますが、基本的には制度選定から見積もり、申請、交付決定、導入・実績報告という流れで進みます。特に交付決定前の発注を避けることが重要です。ここでは5ステップで解説します。
STEP1.自院が利用できる補助金を確認する
最初に、自院が補助対象者に該当する制度を探します。
特に確認すべきなのが、個人開業か医療法人かという点です。デジタル化・AI導入補助金では医療法人も一定条件で対象になりますが、中小企業省力化投資補助金では医療法人が対象外です。
また、小規模事業者持続化補助金では医師・歯科医師自体が対象外となります。



単純に「自動精算機に使える補助金」を探すのではなく、「自院の法人形態で利用できる補助金」という視点から候補を絞り込みましょう。
STEP2.自動精算機メーカーへ相談して見積もりを取る
利用する補助金の候補が決まったら、自動精算機メーカーや販売会社へ相談します。
問い合わせ時には、「補助金を利用したい」と最初に伝えておくことが重要です。補助金に対応しているメーカーであれば、対象製品やITツール、申請スケジュールなどについて案内してもらえる場合があります。



自動精算機本体だけでなく、POSレジ、レセコン連携、キャッシュレス決済、設置費など必要な構成を含めて見積もりを取得しましょう。
複数メーカーから相見積もりを取るのもおすすめです。
STEP3.GビズIDなどを取得して申請書類を準備する
国の補助金では、電子申請にGビズIDプライムが必要になるケースがあります。
デジタル化・AI導入補助金や中小企業省力化投資補助金、ものづくり補助金などでもGビズIDを利用します。



申請直前になって取得しようとすると締切に間に合わない可能性があるため、補助金の利用を検討し始めた段階で手続きを進めるのがおすすめです。
並行して見積書、決算書、事業計画書、従業員情報など申請に必要となる書類を準備します。
STEP4.補助金を申請して交付決定を待つ
必要書類がそろったら、各制度の電子申請システムなどから申請します。
補助金によっては、販売会社やIT導入支援事業者と共同で手続きを進めます。デジタル化・AI導入補助金では、登録されたIT導入支援事業者と連携した申請が基本です。
申請後は審査が行われます。ここで注意したいのが、「申請したから購入してよい」とは限らないことです。



契約・発注可能となるタイミングを公募要領で確認し、原則として交付決定を待ってから導入を進めましょう。
STEP5.自動精算機を導入して実績報告を行う
交付決定後、自動精算機を正式に契約・発注し、設置やレセコン連携などを行います。
導入が完了したら、補助事業で実際に支払った費用を証明するため、契約書、請求書、振込記録などを提出して実績報告を行います。
補助金は原則後払いとなる制度が多いため、自動精算機の購入代金はいったんクリニック側で支払う必要があります。



実績報告の内容が確認されて補助金額が確定した後、指定口座へ補助金が振り込まれるという流れを想定して資金計画を立てましょう。
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クリニック向け自動精算機の補助金申請で必要になりやすい書類


補助金を申請するには、自院の事業状況や導入設備、事業計画を証明する書類が必要です。制度によって必要書類は異なりますが、早い段階から準備しておくことで申請期限直前に慌てずに済みます。
GビズIDプライムアカウント
GビズIDプライムは、国が提供する複数の行政サービスへ共通でログインするための認証システムです。
デジタル化・AI導入補助金や中小企業省力化投資補助金、ものづくり補助金など、多くの国の補助金で電子申請時に利用します。
アカウントを持っていないと申請手続きを進められないケースがあるため、自動精算機の補助金を検討し始めた段階で取得しておきましょう。補助金ごとに登録情報が正しいか確認し、法人名や住所など申請内容との不一致がないようにしてください。
自動精算機・POSレジの見積書
補助対象経費を確認するため、自動精算機やPOSレジの見積書が必要になります。
見積書には、自動精算機本体、POSレジ、タブレット、プリンター、キャッシュレス端末、レセコン連携費、設定費、設置費などを可能な限り分けて記載してもらいましょう。
「自動精算機一式100万円」のように内訳が分からない見積書では、どの費用が補助対象なのか確認しにくくなります。制度によっては一定額以上の購入で相見積もりが必要になるため、早めに複数メーカーへ相談しておくのがおすすめです。
事業計画書
補助金の審査では、なぜ自動精算機が必要なのかを説明する事業計画書が重要になります。
「自動精算機が欲しい」「会計を楽にしたい」という理由だけではなく、現在どのような問題があり、導入後にどの程度改善するかを具体的に記載しましょう。
例えば、「1日100人の患者の会計にスタッフ2人が合計3時間対応している」「レジ締めで毎日30分の残業が発生している」といった現状を示し、自動精算機によって削減できる時間や人件費を数値化すると説得力を高められます。
確定申告書・決算書などの事業実績が分かる書類
補助金では、申請者が実際に事業を営んでいることや財務状況を確認するため、確定申告書や決算書などの提出を求められる場合があります。
個人開業医であれば確定申告書、法人であれば決算書など、申請者の事業形態に応じた書類を準備します。
開業して間もないクリニックでは十分な決算実績がない場合もあります。その場合にどの書類を提出するかは補助制度によって異なるため、事務局へ確認しましょう。納税証明書や法人登記関連書類などが追加で必要になるケースもあります。
従業員数や賃金状況を確認できる書類
補助金によっては、従業員数によって補助上限額が変わったり、賃上げによって補助率や上限額の特例を受けられたりします。
そのため、従業員名簿、賃金台帳、給与支給状況などの提出を求められるケースがあります。
中小企業省力化投資補助金などでは、従業員規模によって補助上限額が設定されています。また賃上げに関する要件もあるため、現在の給与水準を正確に把握しておきましょう。申請時だけでなく補助事業終了後に要件達成状況を確認される制度もあります。
補助事業終了後の実績報告に必要な請求書・領収書
補助金は採択されれば自動的に支給されるわけではありません。自動精算機を導入した後、実際に補助対象経費を支払ったことを証明する実績報告が必要です。
請求書、納品書、振込明細、契約書などを保管しておきましょう。
現金払いが認められないなど、支払方法に条件が設定される制度もあります。また見積書と実際の購入内容が異なる場合、補助対象額が減額される可能性があります。導入から支払い、実績報告まで販売会社と確認しながら進めることが重要です。
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クリニック向け自動精算機の補助金で採択されるためのポイント


補助金は、単に自動精算機を購入したいという理由だけで採択されるとは限りません。設備導入がどのように業務改善や生産性向上へつながるのかを具体的な数字とともに説明しましょう。
自動精算機を導入する目的を明確にする
補助金申請では、最初に「なぜ自動精算機を導入するのか」を明確にする必要があります。
例えば、「人手不足への対応」「患者の会計待ち時間削減」「受付スタッフの残業削減」「現金過不足の防止」など、現在のクリニックが抱えている課題と結び付けましょう。
単に新しい設備へ買い替えるだけでは、補助金の政策目的との関連性を説明しにくくなります。自動精算機の導入そのものを目的にするのではなく、導入によって実現したい受付・会計業務の改善を目的として設定することが大切です。
現在の受付・会計業務の課題を具体的に示す
事業計画書では、「受付が忙しい」といった抽象的な表現ではなく、現在発生している問題を具体的に示しましょう。
例えば、「午前診療終了前は10人以上の会計待ちが発生する」「会計対応にスタッフ1人が常時必要」「月に数回現金過不足が発生する」などです。
現在の課題が具体的であるほど、自動精算機を導入する必要性を説明しやすくなります。申請を検討する段階から受付スタッフへのヒアリングを行い、会計件数、待ち時間、作業時間などのデータを集めておくのがおすすめです。
自動精算機による業務削減時間を数値化する
自動精算機による省力化効果は、できる限り数字で説明しましょう。
例えば現在1件の会計に3分掛かり、1日100件の会計を行っているなら、合計300分の会計作業が発生していることになります。自動精算機によってスタッフの作業を1件1分に減らせれば、1日200分を削減できる計算です。
さらにレジ締めが30分から10分になるなど、周辺業務の削減時間も加えます。「便利になる」という説明より、「年間○時間削減できる」と説明した方が、省力化投資としての効果が伝わりやすくなります。
人手不足や残業時間削減への効果を示す
補助金の中には、人手不足対策や生産性向上を政策目的としている制度があります。そのため、自動精算機導入によって人員配置や残業時間がどう変わるのかを説明することが重要です。
例えば会計専任だったスタッフが電話対応や診療補助を行えるようになる、新規採用人数を抑えられる、診療終了後のレジ締め残業を削減できるなどです。



「自動精算機を導入することで受付スタッフを減らす」という説明だけでなく、限られた人員をより重要な患者対応へ振り向けるという視点で計画を作るとよいでしょう。
生産性向上につながることを事業計画書で説明する
補助金では、設備投資によってどの程度生産性が向上するのかが重要な審査ポイントになります。
クリニックの場合、受付スタッフ一人あたりの対応患者数、会計処理件数、患者待ち時間、残業時間などを指標にできます。
例えば「会計業務を1日3時間削減し、年間約750時間を患者対応へ振り替える」といった形で具体化します。



自動精算機のスペックを説明するだけではなく、「導入した結果、院内業務がどのように変わるのか」を中心に事業計画を作成しましょう。
補助金の目的に沿った事業計画を作成する
補助金ごとに政策目的が異なるため、同じ自動精算機を導入する場合でも事業計画の内容は変わります。
デジタル化・AI導入補助金であればIT活用による労働生産性向上、省力化投資補助金であれば人手不足の解消や省力化、自治体の医療DX補助金であれば地域医療のDX推進などが軸になります。
どの補助金にも同じ事業計画書を流用するのではなく、公募要領に記載された制度目的を確認してください。審査項目と自院の課題を結び付けて申請内容を作成することが採択への重要なポイントです。
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クリニックが自動精算機の補助金を申請するときの注意点


自動精算機の補助金では、対象製品や契約時期など細かなルールがあります。条件を知らずに購入すると補助対象外になる可能性もあるため、導入前に確認しておきましょう。
補助金は申請すれば必ず受け取れるわけではない
補助金には審査があるため、申請したからといって必ず受給できるわけではありません。
申請件数が多い制度では、要件を満たしていても事業計画の評価によって不採択になることがあります。
例えばデジタル化・AI導入補助金2026では、1次締切の通常枠で2,028件の申請に対し891件、インボイス対応類型では4,324件に対し2,027件が交付決定となっています。



補助金を前提に無理な設備投資計画を立てず、不採択だった場合の自己資金や導入時期についても考えておきましょう。
交付決定前に自動精算機を契約・購入しない
補助金を利用する場合、契約や発注を行うタイミングには特に注意してください。
原則として補助対象期間より前に購入した設備は対象になりません。採択通知を受け取った時点ではまだ契約できず、交付決定後から発注可能となる制度もあります。
「キャンペーン価格が今月までだから」と先に契約すると、数十万円から数百万円の補助を受けられなくなる可能性があります。販売会社にも補助金利用予定であることを伝え、公募要領で発注可能日を確認してから契約しましょう。
補助対象製品・対象経費を事前に確認する
自動精算機そのものが補助対象になる制度でも、すべてのメーカー・機種が利用できるとは限りません。
特にデジタル化・AI導入補助金では、登録されたITツールを利用する必要があります。対象ソフトウェアと併せて導入するレジなどのハードウェアが補助対象となる仕組みです。



メーカーへ問い合わせる際には、「補助金に使えますか」だけではなく、「デジタル化・AI導入補助金2026のどの枠で、どの費用が対象になるか」まで確認しましょう。
申請期限直前ではなく早めに準備を始める
補助金申請では、製品選定、見積もり取得、GビズID取得、事業計画書作成など多くの準備が必要です。
締切直前から準備すると、必要書類の不足やシステムトラブルによって申請できない可能性があります。
自動精算機はレセコンとの連携確認にも時間が掛かります。最低でも複数メーカーへ問い合わせ、連携可否や費用を比較したうえで申請することが望ましいでしょう。



利用したい補助制度が公表されたら、締切から逆算して余裕を持って準備を始めてください。
GビズIDの取得には時間が掛かる場合がある
国の補助金では、GビズIDプライムによる電子申請が必要になるケースがあります。
アカウントを持っていない状態で申請締切直前を迎えると、取得手続きが間に合わない可能性があります。各補助金の公式サイトでも、GビズIDは早めに取得するよう案内されています。



将来的にPOSレジや自動精算機、その他DX設備で補助金を利用する可能性があるクリニックは、具体的な公募を待たず先にGビズIDを取得しておくとスムーズです。
補助金の支給までは自院で費用を立て替える必要がある
多くの補助金は後払い方式です。
交付決定後に自動精算機を購入し、メーカーへ代金を支払い、実績報告や確定検査が完了してから補助金を受け取ります。
例えば200万円の自動精算機に100万円の補助を受けられる場合でも、最初から100万円だけ支払えばよいとは限りません。一度200万円を支払える資金が必要です。



高額な設備を導入する場合には、補助金の支給時期まで含めた資金繰りを確認し、必要に応じて金融機関への相談も行いましょう。
採択後も実績報告などの手続きが必要
補助金は採択された時点で手続きが終わるわけではありません。
自動精算機を導入した後には、実績報告、支払証拠の提出、導入設備の写真提出などが必要になる場合があります。また制度によっては、事業終了後も数年間にわたり生産性や賃金などの状況を報告します。
書類を紛失したり、申請内容と異なる設備を購入したりすると補助額が減額される可能性があります。



メーカーや補助金支援事業者と連携し、申請から実績報告まで一連の手続きを管理しましょう。
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クリニック向け自動精算機の補助金についてよくある質問
クリニック向け自動精算機の補助金では、法人形態や製品、契約方法によって利用可否が変わります。ここでは、導入を検討する際によくある質問について回答します。
クリニックの自動精算機に補助金は使えますか?
利用できる場合があります。特にデジタル化・AI導入補助金や自治体独自制度が候補です。ただし、自動精算機単体では対象にならないケースもあるため、対象製品と申請条件を確認してください。
医療法人でも自動精算機の補助金を利用できますか?
制度によります。デジタル化・AI導入補助金2026では一定規模以下の医療法人も対象ですが、中小企業省力化投資補助金など医療法人を対象外としている制度もあります。
個人開業医でも補助金を申請できますか?
制度によっては申請できます。ただし小規模事業者持続化補助金では医師・歯科医師が対象外です。制度名だけで判断せず、個人事業主として対象になるか公募要領を確認してください。
自動精算機はいくらまで補助されますか?
利用する制度によって異なります。デジタル化・AI導入補助金のインボイス枠では、対象となるレジ・券売機等のハードウェアは補助率1/2以内、最大20万円です。
自動精算機とPOSレジをまとめて補助対象にできますか?
制度や構成によって可能です。対象ソフトウェアとPOSレジ、周辺機器などを一体で申請できるケースがあります。IT導入支援事業者や自動精算機メーカーへ対象範囲を確認しましょう。
レセコンとの連携費用も補助対象になりますか?
対象ITツールのデータ連携機能や導入関連費として認められる場合があります。ただし、すべてのレセコン接続費が対象とは限りません。見積もり取得時に連携費を分けて確認してください。
キャッシュレス決済端末も補助対象になりますか?
制度や申請構成によって対象になる場合があります。デジタル化・AI導入補助金では決済機能を持つ対象ソフトウェアや、その利用に必要なハードウェアが補助対象となるケースがあります。
中古の自動精算機でも補助金を利用できますか?
制度によって異なります。中古設備を原則対象外とする制度もあれば、一定の見積条件を満たせば対象になる制度もあります。購入前に公募要領の中古設備に関する規定を確認してください。
リースで自動精算機を導入する場合も補助対象になりますか?
制度によって異なります。購入費のみを対象とする制度もあれば、一定条件でリース等を扱う制度もあります。契約期間全体が補助されるとは限らないため、契約前に事務局へ確認しましょう。
補助金の採択前に自動精算機を購入しても対象になりますか?
原則として避けるべきです。交付決定前の契約・発注・購入は補助対象外になる制度が多いため、必ず公募要領に記載された補助事業開始日を確認してから購入してください。
補助金はいつ振り込まれますか?
多くの制度では、自動精算機を導入・支払い後に実績報告を行い、補助金額が確定してから振り込まれます。そのため導入時にはいったん自院で費用を立て替える資金が必要です。
補助金と助成金を併用できますか?
同じ自動精算機や同じ経費に国の補助を重複して受けることは原則できません。対象経費が異なる場合などは併用できる可能性もあるため、それぞれの制度事務局へ確認してください。
開業前のクリニックでも自動精算機の補助金を申請できますか?
制度によります。事業開始前でも利用できる制度がある一方、申請時点で事業実績や確定申告書などを求める制度もあります。開業予定日と公募時期を踏まえ、販売会社や専門家へ早めに相談しましょう。
クリニック向け自動精算機の導入ならレジベストへ!
レジベストでは、クリニック向け自動精算機を無料で比較・相談できます。レセコンや電子カルテとの連携に対応した製品をはじめ、キャッシュレス決済や自動釣銭機、自動受付システムなどと連携できる機種まで幅広くご紹介可能です。
複数メーカーの料金や機能、サポート体制を比較し、診療科目や患者数、予算に合わせた最適な製品選びをサポートします。会計業務の効率化や待ち時間の短縮、人手不足対策を検討しているクリニックは、ぜひレジベストへお気軽にお問い合わせください。
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