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フードコート向け券売機おすすめ7選を比較!価格や選び方を徹底解説

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フードコートに券売機を導入したいけれど、どのタイプを選べばいいのか分からない…

混雑を解消したいけれど、券売機の導入費用が高そう…

と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

フードコートの券売機は、単に注文・会計を無人化するだけではありません。複数テナントの売上管理や厨房への注文伝達、呼び出しシステム、キャッシュレス決済など、施設全体の運用に合わせて選ぶことが重要です。

そこで本記事では、フードコートにおすすめの券売機7選を比較し、価格・対応決済・機能・メリット・デメリットを詳しく紹介します。さらに、導入費用の相場や選び方、導入するメリット・デメリット、補助金についても解説するので、券売機選びの参考にしてください。

【迷ったらこれ!】フードコート向け券売機おすすめTOP2比較表

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目次

フードコート向け券売機の価格・費用相場

フードコート向け券売機の導入費用は、券売機の種類や決済方法、厨房連携の範囲によって変わります。本体価格だけでなく、設置工事費や月額料金も含めて比較しましょう。

券売機本体の価格は50万〜250万円程度が目安

フードコート向け券売機の本体価格は、1台あたり50万〜250万円程度が目安です。千円札と硬貨に対応する小型・卓上型やボタン式券売機は、50万〜100万円程度で導入できる場合があります。

一方、大型タッチパネル、自動釣銭機、複数のキャッシュレス決済端末を搭載する高機能モデルは、100万〜250万円程度になることも珍しくありません。共用券売機を複数台設置する場合や、テナントごとに個別の券売機を置く場合は、台数分の費用が必要です。

比較する際は、本体だけでなく搬入・設置・初期設定を含む総額を確認しましょう。

厨房連携・呼び出しモニター・複数台設置には追加費用がかかる

券売機から複数の厨房へ注文を振り分けるシステムや、完成した商品番号を表示する呼び出しモニターを導入する場合は追加費用がかかります。キッチンプリンター、キッチンディスプレイ、操作用タブレット、客席側モニター、ネットワーク工事などが主な追加項目です。

また、共用券売機を複数台設置する場合は、それぞれの端末で同じメニュー・売り切れ情報を共有する設定も必要になります。フードコート全体のシステム構築では、本体価格だけで判断せず、必要な周辺機器と連携費用を含めた見積もりを取得することが大切です。

月額利用料・保守費用・決済手数料・消耗品代も確認する

クラウドPOSや売上管理システムと連携する券売機では、月額利用料が発生する場合があります。ほかにも、故障時の出張修理を含む保守契約、インターネット通信費、キャッシュレス決済手数料、売上金の振込手数料、レシートロール紙などの消耗品代が必要です。

月額料金が安くても、必要な機能がオプション扱いになっていると、実際のランニングコストが高くなる可能性があります。導入前には、初期費用と少なくとも数年分の運用費用を合計し、総保有コストで製品を比較しましょう。

フードコート向け券売機の選び方

フードコート向け券売機は、来場者数、テナント数、会計方法、商品提供の流れに合わせて選ぶ必要があります。混雑対策と管理のしやすさを重視して比較しましょう。

ピーク時の利用者数に対応できる処理速度と設置台数で選ぶ

フードコートでは、昼食や夕食の時間帯に利用者が集中するため、ピーク時の注文数を処理できる券売機が必要です。画面の反応速度だけでなく、メニューの探しやすさ、決済完了までの操作数、レシートの発行速度も確認しましょう。

高機能な券売機を1台だけ設置するより、操作が簡単な端末を複数台並べたほうが待ち時間を短縮できる場合もあります。現在の時間帯別客数や1件あたりの操作時間を調査し、故障やメンテナンスによる停止も想定して、必要な処理能力と設置台数を決めることが大切です。

集中型とテナント個別型のどちらが運用に合うか確認する

集中型は、フードコート共通の券売機から複数テナントの商品を注文できる方式です。利用者が1カ所で注文と決済を済ませられ、運営会社が売上を一元管理しやすい反面、テナントごとの入金処理や売上配分に対応するシステムが必要です。

テナント個別型は、各店舗の前に券売機を設置するため、会計やメニュー管理の責任を分けやすい一方、設置台数と費用が増えます。運営会社が決済をまとめるのか、各テナントが個別に決済契約を結ぶのかを整理して選びましょう。

複数の厨房への振り分けや呼び出しシステムと連携できる製品を選ぶ

共用券売機を導入する場合、注文データを商品やテナントに応じて正しい厨房へ自動送信できる機能が重要です。キッチンプリンターやキッチンディスプレイへ注文内容を即時に送れば、スタッフが紙の食券を確認する手間や伝達ミスを減らせます。

また、調理完了後に受付番号を客席側モニターへ表示できれば、スタッフが大声で利用者を呼ぶ必要もありません。注文受付から厨房への伝達、調理状況の更新、利用者の呼び出しまで、一連の流れをデモで確認しましょう。

現金・クレジットカード・電子マネー・QRコード決済への対応を確認する

幅広い年代が利用するフードコートでは、現金とキャッシュレス決済の両方に対応した券売機が便利です。商業施設内では交通系電子マネーやQRコード決済の利用も多いため、対応ブランドを確認しましょう。ただし、現金対応にすると自動釣銭機の本体費用や釣銭補充、現金回収の作業が発生します。

完全キャッシュレス化する場合は運用を簡素化できますが、現金しか持たない利用者への代替手段が必要です。利用者属性と既存の決済実績を分析し、必要な決済方法を選びましょう。

POS連携・多言語表示・保守サポートの充実度を比較する

POS連携に対応した券売機なら、テナント別、商品別、時間帯別、決済方法別の売上を自動集計できます。複数拠点を運営する場合は、クラウド上でメニュー変更や売り切れ設定を反映できる製品が便利です。

外国人利用者が多い商業施設では、英語や中国語、韓国語などの多言語表示も確認しましょう。また、券売機が停止すると注文・会計全体に影響するため、電話受付時間、遠隔サポート、現地修理の対応地域、代替機の有無も重要です。機能だけでなく、障害発生時の復旧体制まで比較してください。

フードコートにおすすめの券売機7選

フードコート向け券売機は、複数厨房への注文連携、呼び出し表示、多様な決済、売上管理への対応が重要です。ここでは規模や運用方法が異なる7製品を紹介します。

中島

なお、今回券売機を選ぶにあたって、下記の5項目を基準に厳選しました。

券売機の比較/算定項目
  • 価格(初期費用・月額費用)
  • メニューカスタマイズの自由度
  • 操作性・使いやすさ
  • 決済手段の充実度
  • サポート体制の充実度

CASHIER タッチパネル型券売機|小規模店舗から大型フードコートまで対応

CASHIER|株式会社ユニエイム
引用元:CASHIER

CASHIER タッチパネル型券売機は、21インチの大型画面とレシートプリンター、QRコードリーダーを備えた飲食店向け券売機です。キャッシュレス専用構成に加え、自動釣銭機を組み合わせれば現金にも対応できます。

注文内容を厨房へ送信できるほか、受付番号を表示する呼び出しモニターとの連携にも対応しているため、フードコートの商品受け渡しを効率化できます。

公式料金はキャッシュレス構成が初期50万円・月額1万円から、現金対応構成が初期130万円・月額1万2,000円からです。多言語表示にも対応し、小規模店舗から大型施設まで検討できます。

メリットデメリット
21インチの大型画面でメニューを見やすく表示できる
現金と主要なキャッシュレス決済に対応できる
注文情報をキッチンプリンターへ自動送信できる
呼び出し番号表示モニターと連携できる
POSによる売上集計や複数店舗管理に対応できる
現金対応構成は自動釣銭機の分だけ導入費用が高くなる
オンサイト保守や設置支援には追加費用がかかる場合がある
クラウド機能の利用には継続的な月額料金が発生する
初期費用キャッシュレス専用:480,000円
現金対応あり:1,380,000円
リース:0円
月額費用キャッシュレス専用:9,400円
現金対応あり:11,400円
リース:35,580円
決済方法現金
クレジットカード
電子マネー
QRコード決済
収納枚数要お問い合わせ
サイズキャッシュレス決済専用(フロアスタンド型)
横 : 562mm
高さ: 1400mm
奥行: 370mm
サポート体制電話・メールサポート、設定サポート、ハードウェア保守、駆けつけサポート

スマレジ 券売機・食券機|クラウドPOSと連携して売上情報をリアルタイム管理

引用元:スマレジ

スマレジの券売機・食券機は、クラウドPOSと券売機アプリを組み合わせて構築するサービスです。キャッシュレス専用の卓上型・床置き型と、自動釣銭機を接続した現金対応型から選べます。

構成例では、キャッシュレス卓上型が初期約64.9万円、床置き型が約83万円、現金対応型が約176.8万円で、月額費用はいずれも1万9,800円です。

キッチンプリンターへの注文送信や売上情報のリアルタイム確認に対応し、既にスマレジを利用している店舗ではデータをまとめて管理しやすいでしょう。

メリットデメリット
クラウドPOSで売上データをリアルタイムに確認できる
卓上型、床置き型、現金対応型から構成を選べる
メニュー画像やボタン配置を自由に設定しやすい
キッチンプリンターと連携して注文ミスを防げる
多店舗の売上情報をまとめて管理できる
券売機アプリと対象POSプランの月額料金が必要になる
現金対応型は自動釣銭機によって初期費用が高くなる
通信障害に備える場合はバックアップ回線の検討が必要になる
初期費用要問い合わせ
月額費用8,800円〜
決済方法現金
クレジットカード
電子マネー
QRコード決済
収納枚数要お問い合わせ
サイズ15.6型の場合
横 : 295mm
高さ: 574mm
奥行: 246mm
サポート体制365日コールセンター、ヘルプサイト、メールサポート、オンサイト保守

DeliousLio|注文から決済・厨房伝達・利用者の呼び出しまでセルフ化

引用元:寺岡精工

DeliousLioは、寺岡精工が提供する24インチ縦型タッチパネル券売機です。メニューを写真付きで表示でき、画面レイアウト、多言語表記、軽減税率にも対応しています。

注文後はキッチンディスプレイやキッチンプリンターへ情報を送り、調理完了後には客席側のディスプレイへ食券番号を表示できます。注文、決済、厨房伝達、利用者の呼び出しまでを一連のシステムとして構築できる点が特徴です。

キャッシュレス専用タイプや、1円・5円硬貨も扱える現金対応タイプがあり、複数の店舗が入るフードホールでの導入事例もあります。

メリットデメリット
24インチの大型画面で商品写真を大きく表示できる
厨房への注文送信から利用者の呼び出しまで連携できる
現金対応型とキャッシュレス専用型を選択できる
多言語表示や軽減税率に対応している
幅約500mmのスリムな筐体で設置しやすい
本体価格やシステム構築費は個別見積もりとなる
厨房・呼び出し設備を含めると導入規模が大きくなりやすい
多機能なため、初期設定や運用ルールの整備が必要になる
初期費用要お問い合わせ
月額費用要お問い合わせ
決済方法現金
キャッシュレス決済
収納枚数釣銭機付きの場合
収納枚数(紙幣)
一万円:約220枚(回収庫) 千円:約250枚 一万円、五千円、二千円:約100枚(混合庫)
収納枚数(硬貨)
一円、十円、百円:各約170枚 五円、五十円:各約160枚 五百円:約110枚 
サイズW: 495 x D: 340 x H: 720
サポート体制リモートメンテナンスなど

セルフオーダーKIOSK FGK-110・FGK-120|クラウド上でメニューや売上を管理

引用元:グローリー

グローリーのセルフオーダーKIOSK FGK-110・FGK-120は、縦型24インチ画面を採用した無人注文・決済端末です。クラウド上から商品登録、売り切れ変更、メニュー配信、売上管理を行えるため、複数店舗やフードコートの管理負担を軽減できます。

クレジットカード、電子マネー、QRコード決済に対応し、現金ユニットを接続すれば現金決済も利用可能です。奥行き約300mmのスリムな筐体で、設置スペースを抑えやすい点も特徴です。ポイントや施設独自のハウスマネーを利用する場合は、別途アプリ開発によって対応できます。

メリットデメリット
クラウド上でメニューや売り切れ情報を変更できる
24インチ画面で商品を見やすく表示できる
現金と複数のキャッシュレス決済に対応できる
奥行き約300mmのスリムな設計で設置しやすい
ポイントやハウスマネーを組み込める
本体価格やシステム利用料は問い合わせが必要になる
現金対応には現金ユニットの追加が必要になる
独自ポイントへの対応にはアプリ開発費がかかる場合がある
初期費用例要お問い合わせ
月額費用要お問い合わせ
決済方法現金(オプション)クレジット・電子マネー・QRコード決済・ポイント・ハウスマネー
収納枚数(FGK-120【現金決済対応機】)千円券 万円券 各最大200 枚(流通券)
五千円券 最大100枚(流通券)
<6金種> 
500円 ・50円・5円:各150枚、100円:410枚、10円:205枚、1円:230枚
※100円:205枚、10円:410枚に変更可能
<4金種>
500円・50円:各150枚、100円・10円:各410枚
サイズ550(W)×300(D)×1,700(H)mm ※突起部を除く
サポート体制要お問い合わせ

KC-TX|タッチパネルと複合決済に対応した芝浦自販機の券売機

引用元:芝浦自販機株式会社

KC-TXは、芝浦自販機が提供する27インチの大型タッチパネル券売機です。写真付きメニューを大きく表示でき、テンプレートを利用して画面構成やボタン配置を変更できます。

待機中や販売中に動画を再生できるため、おすすめメニューや施設案内を表示するデジタルサイネージとしても活用可能です。現金に加え、機種やオプション構成によってクレジットカード、電子マネー、QRコード決済へ対応できます。

QRコードや店舗ロゴを食券へ印刷でき、同社のオーダリングシステムと組み合わせれば厨房への注文伝達も効率化できます。

メリットデメリット
27インチの大型画面でメニューの視認性を高められる
テンプレート方式で画面構成を変更できる
現金と複数のキャッシュレス決済に対応できる
動画を使っておすすめ商品や施設情報を案内できる
QRコードや店舗ロゴを食券に印刷できる
選択する決済端末や機種によって対応範囲が異なる
本体価格やオプション料金は個別見積もりとなる
大型端末のため、搬入経路や設置場所の確認が必要になる
初期費用要お問い合わせ
月額費用要お問い合わせ
決済方法現金
クレジットカード
電子マネー
QRコード決済
収納枚数【紙幣】
KC-TX30シリーズ
 10,000円札・2,000円札混在:約300枚
 5,000円札:約100枚
 1,000円札:約800枚
KC-TX20シリーズ
 10,000円札・5,000円札・2,000円札混在:約200枚
 1,000円札:約400枚
サイズW650㎜×D300㎜×H1,600㎜
サポート体制要お問い合わせ

FK-ADⅡ・FK-ADⅡS|高額紙幣対応機と千円札対応機を選べるボタン式券売機

引用元:株式会社Fujitaka

FujitakaのFK-ADⅡ・FK-ADⅡSは、操作方法が分かりやすいボタン式の自立型券売機です。FK-ADⅡは1万円札・5千円札などの高額紙幣に対応し、FK-ADⅡSは千円札・2千円札に対応しています。

高額紙幣への対応が必要なテナントと、導入コストを抑えたいテナントで機種を選び分けられる点が特徴です。キャッシュレス決済端末を追加できるほか、キッチンプリンターと組み合わせて注文を厨房へ伝える運用も検討できます。商品数が比較的少なく、利用者に簡単な操作を求めるテナントに向いています。

メリットデメリット
ボタン式で操作方法が分かりやすい
高額紙幣対応機と千円札中心の機種を選べる
キャッシュレス決済への対応を追加できる
タッチパネル式より操作時間を短縮しやすい
キッチンプリンターを使った注文伝達を構築できる
商品写真や詳細な説明を大きく表示しにくい
メニュー数やボタン数に物理的な上限がある
多言語表示や柔軟な画面変更には向いていない
初期費用要お問い合わせ
月額費用要お問い合わせ
決済方法現金
QRコード決済(※オプション)
収納枚数紙幣:約100枚
硬貨:500円(700枚)/100円・50円・10円(各1,000枚)
サイズ幅600×奥行き280×高さ1,570(mm)
サポート体制要お問い合わせ

楽らく券助 FSC-156T|省スペースで設置できる小型・卓上型券売機

引用元:株式会社BOSTEC

BOSTECの楽らく券助 FSC-156Tは、幅350mm、高さ600mmの小型・卓上型券売機です。公式オンライン価格は49万8,000円、税込54万7,800円で、千円札と500円・100円・50円・10円硬貨に対応します。

標準のオンライン販売モデルは現金決済用ですが、キャッシュレス対応については事前相談が可能です。最大80口座を設定でき、専用ソフトを使用せず券売機本体から商品名や価格を変更できます。

1日200人以下が利用目安とされているため、大型フードコートの共用機より、小規模テナントの個別機や混雑対策用の補助端末に適しています。

メリットデメリット
幅350mmの小型設計で限られた場所に設置できる
公式オンラインショップで価格を確認して購入できる
券売機本体から商品名や価格を変更できる
最大80口座までメニューを登録できる
専用架台を追加すれば床置き型として利用できる
標準モデルは千円札までの低額紙幣対応となる
大量の利用者を処理する共用券売機には向いていない
厨房・呼び出し連携を行う場合は対応可否の確認が必要になる
初期費用547,800円(税込)
月額費用10,956円(税込)
※リースの場合
決済方法現金、キャッシュレス
収納枚数【紙幣】
1,000円札:400枚
【硬貨】
 500円:70枚
 100円:77枚
 50円:82枚
 10円:92枚
※SUB:100円×87枚 or 10円×100枚
サイズW350㎜×D260㎜×H600㎜
※転倒防止板および突起部は含まず。
サポート体制要お問い合わせ

フードコートに券売機を導入するメリット

フードコートに券売機を導入すると、注文・会計・厨房伝達を効率化できます。特に利用者が集中する時間帯の省人化や、複数テナントの売上管理に効果的です。

注文・会計業務を省人化して人手不足を解消できる

券売機を導入すれば、利用者自身がメニューを選び、注文と支払いを行えます。スタッフが注文を聞き取ったり、現金やカードを受け取ったりする必要がなくなるため、少ない人数でも店舗を運営しやすくなります。

会計担当者を常時配置する必要がなくなり、スタッフを調理、商品提供、清掃などの業務へ振り分けられる点もメリットです。ただし、完全に無人化できるとは限らないため、操作案内やエラー対応に必要な人員を考慮しながら、業務分担を見直しましょう。

混雑時の行列や待ち時間を短縮しやすくなる

複数台の券売機を設置すれば、注文と会計を同時並行で処理できるため、レジカウンターの行列を短縮しやすくなります。タッチパネル上で商品写真、セットメニュー、トッピングを分かりやすく表示すれば、注文内容を口頭で確認する時間も削減できます。

また、キャッシュレス専用端末と現金対応端末を分ける方法も効果的です。ただし、画面構成が複雑だと利用者が迷い、かえって待ち時間が長くなります。売れ筋商品を最初の画面へ配置するなど、操作時間を短くする設計が必要です。

注文情報を厨房へ自動送信して伝達ミスを防げる

券売機とキッチンプリンターやキッチンディスプレイを連携させると、決済が完了した注文情報を厨房へ自動送信できます。スタッフが食券を回収して厨房へ伝える必要がなくなり、聞き間違いや書き間違い、伝票の紛失などを防止できます。

共用券売機の場合でも、注文商品に応じて各テナントの厨房へデータを振り分ける仕組みを構築可能です。注文時刻や受付番号も記録できるため、提供順序を管理しやすくなります。利用者への呼び出し表示まで連携すれば、商品提供も効率化できます。

テナント別・商品別の売上データを効率よく管理できる

POS機能を備えた券売機なら、テナント別、商品別、時間帯別、曜日別、決済方法別などの売上情報を自動集計できます。フードコートの運営会社は、各テナントの販売状況を確認し、売上配分や賃料計算に必要なデータを効率よく管理できます。

各店舗も、売れ筋商品や混雑時間を把握し、仕込み量やスタッフ配置の改善に活用可能です。クラウド対応製品であれば、施設外の本部から複数拠点の状況を確認できます。必要な集計単位やデータの出力形式を導入前に確認しましょう。

フードコートに券売機を導入するデメリット

券売機は省人化に役立つ一方、導入費用や故障時のリスクがあります。メリットだけで判断せず、混雑時や障害発生時の代替運用まで準備しておくことが重要です。

券売機本体や厨房連携システムの導入費用がかかる

フードコート向け券売機は、本体だけでも1台50万〜250万円程度の費用がかかります。さらに、キッチンプリンター、呼び出しモニター、ネットワーク機器、自動釣銭機、キャッシュレス決済端末などを追加すると、導入総額が大きくなります。

複数台設置やテナントごとの厨房連携が必要な施設では、システム開発費や設定費が発生する場合もあります。導入によって削減できる人件費や会計時間を試算し、何年程度で投資を回収できるかを確認したうえで判断しましょう。

券売機の台数が足りないと利用者の行列が発生する

高機能な券売機を導入しても、ピーク時の利用者数に対して台数が足りなければ、券売機の前に行列が発生します。特に、複数テナントの商品を1台の共用券売機に集約すると、メニューを探す時間や複数店舗の商品を選ぶ時間が長くなりやすい点に注意が必要です。

昼食時間などの最大利用者数を調査し、1人あたりの操作時間から必要台数を計算しましょう。混雑時だけ利用する補助端末や、モバイルオーダーを併用して注文経路を分散させる方法もあります。

機械の操作に不慣れな利用者へのサポートが必要になる

高齢者や子ども、外国人など、券売機の操作に不慣れな利用者が迷う可能性があります。メニューが多い場合や、トッピング、セット内容、店内飲食と持ち帰りの選択肢が複雑な場合は、スタッフによる案内が必要です。

画面上のボタンを大きくし、写真や多言語表示、音声案内を活用すると操作しやすくなります。導入直後や混雑時間帯には案内担当者を配置し、よくある質問や操作が止まりやすい画面を記録して、表示内容を改善していくことが大切です。

故障や通信障害が発生すると注文・会計業務が止まる可能性がある

券売機本体の故障、紙幣・硬貨詰まり、レシート切れ、決済端末の不具合、通信障害などが起こると、注文や会計を受け付けられなくなる可能性があります。共用券売機だけで運用している場合は、障害がフードコート全体へ影響するため注意が必要です。

予備端末、手書き伝票、有人レジ、モバイルオーダーなどの代替手段を準備しましょう。保守会社の受付時間や現地到着までの目安を確認し、再起動やロール紙交換など、店舗側で行える一次対応をマニュアル化しておくことも重要です。

中島

メリット・デメリットの両方を踏まえたうえで、代替運用まで準備しておくと安心ですよ。

フードコートに券売機を導入する流れ

券売機の導入では、現在の業務を整理したうえで製品を比較し、厨房や呼び出し設備を含めてテストする必要があります。運用開始後のトラブルも想定して準備しましょう。

フードコートに券売機を導入する流れ
  • 現在の注文・会計業務を整理して必要な機能と台数を決める
  • 複数メーカーから見積もりを取りデモや設置場所を確認する
  • メニュー・厨房連携・呼び出し設定を行って運用テストを実施する

現在の注文・会計業務を整理して必要な機能と台数を決める

最初に、時間帯別の利用者数、テナント数、商品数、決済方法、注文から提供までの流れを整理します。共用券売機とテナント個別型のどちらを採用するか、現金を扱うか、厨房への注文振り分けや呼び出し表示が必要かを決めましょう。

ピーク時の客数と想定操作時間から必要台数を算出し、故障時にも営業を続けられる構成を検討します。テナント別の売上集計や入金処理、メニュー変更の権限など、施設運営会社と各テナントの役割を決めておくことも重要です。

複数メーカーから見積もりを取りデモや設置場所を確認する

必要な機能を整理したら、複数メーカーや販売会社から同じ条件で見積もりを取得します。本体価格だけでなく、搬入・設置、電源工事、ネットワーク工事、初期設定、決済端末、厨房機器、保守サービスを含む総額を比較しましょう。

ショールームや訪問デモでは、メニュー選択から決済、厨房への送信、呼び出しまでの流れを実際に操作します。設置場所の幅や奥行きだけでなく、利用者の動線、電源・通信設備、扉やエレベーターを含む搬入経路も確認してください。

メニュー・厨房連携・呼び出し設定を行って運用テストを実施する

製品を決定したら、商品名、価格、写真、税率、トッピング、売り切れ表示、多言語表記などを登録します。共用券売機では、各商品が正しいテナントの厨房へ送信されるように振り分けを設定し、受付番号と呼び出しモニターの連携も確認しましょう。

営業開始前には、現金、クレジットカード、電子マネー、QRコード決済を使ったテスト注文を行います。返品や注文取消し、決済エラー、通信障害、レシート切れなども再現し、スタッフが対応できるか確認してから本格運用を開始します。

フードコート向け券売機に活用できる可能性がある補助金

券売機は、業務効率化や販路開拓を目的とする補助金の対象になる可能性があります。ただし、購入すれば必ず支給されるわけではなく、申請枠や登録製品などの条件確認が必要です。

デジタル化・AI導入補助金

引用元:デジタル化・AI導入補助金2026

デジタル化・AI導入補助金のインボイス枠では、インボイス制度に対応する会計・受発注・決済ソフトと併せて導入するPOSレジや券売機が補助対象になる可能性があります。2026年度は、レジ・券売機などのハードウェアについて補助率2分の1以内、補助上限20万円とされています。

ただし、ハードウェア単体では申請できず、登録された対象ソフトウェアの利用に必要な機器として導入しなければなりません。対象ITツールを取り扱うIT導入支援事業者と相談し、交付決定前に契約・発注しないよう注意しましょう。

【インボイス枠】

  • 補助額: ソフトウェアは5万円〜最大350万円、ハードウェアは上限20万円
  • 補助率:最大3/4以内(小規模事業者は4/5以内)
  • 対象: レジソフト、PC・タブレット、券売機、自動釣銭機など
  • おすすめ: とにかくPOSレジ一式をお得に揃えたい方

出典:デジタル化・AI導入補助金2026

中小企業省力化投資補助金

中小企業省力化投資補助金
引用元:中小企業省力化投資補助金

中小企業省力化投資補助金は、人手不足の解消や生産性向上につながる設備投資を支援する制度です。カタログ注文型では、公式の製品カタログに登録された券売機と販売事業者を選び、販売事業者と共同で申請します。

希望する券売機がカタログへ登録されていなければ、同じ種類の製品でも対象にならない可能性があります。必要な従業員数や賃上げ要件によって補助上限などが異なるため、最新の公募要領を確認してください。採択前の購入を避け、メーカーや販売会社へ対象製品番号と申請手順を確認することが大切です。

  • 補助率: 1/2
  • 対象: 事前に登録された製品カタログ掲載の機器
  • おすすめ: 難しい書類作成を避け、手軽に人手不足対策の機器を入れたい方

【中小企業省力化投資補助事業(カタログ注文型)】

従業員数補助上限額補助率
従業員数5名以下200万円(300万円)1/2以下
従業員数6〜20名500万円(750万円)1/2以下
従業員数21名以上1,000万円(1,500万円)1/2以下

【中小企業省力化投資補助事業(一般型)】

従業員数補助上限額補助率※
従業員数5名以下750万円(1,000万円)中小企業1/2小規模・再生事業者2/3
従業員数6〜20名1,500万円(2,000万円)
従業員数21〜50人3,000万円(4,000万円)
従業員数51〜100人5,000万円(6,500万円)
従業員数101人以上8,000万円(1億円)

※補助金額1,500万円までは1/2もしくは2/3、1,500万円を超える部分は⅓

出典:中小企業省力化投資補助金

小規模事業者持続化補助金や自治体独自の補助金

小規模事業者持続化補助金
引用元:全国商工会連合会|小規模事業者持続化補助金

小規模事業者持続化補助金は、経営計画に基づいて実施する販路開拓や、それに伴う業務効率化を支援する制度です。新しい販売方法の導入や顧客対応の改善と併せて券売機を設置する場合は、機械装置等費として認められる可能性があります。

ただし、単純な設備更新や老朽機の交換だけでは対象にならない場合があります。都道府県、市区町村、商工会議所などが独自に省力化・キャッシュレス化・新紙幣対応を支援しているケースもあるため、所在地の制度も確認しましょう。いずれも交付決定前の発注や支払いは避けてください。

  • 補助率: 通常2/3(上限50万円〜250万円など枠による)
  • 対象: 販路開拓に資する経費全般(店舗改装や広告費も含む)
  • おすすめ: レジ導入だけでなく、お店の宣伝や改装もまとめて行いたい方

出典:小規模事業者持続化補助金

フードコート向け券売機に関するよくある質問

フードコート向け券売機について、共用型と個別型の違い、キャッシュレス専用端末、契約方法、メニュー変更に関する疑問へ回答します。

フードコートでは共用券売機とテナント別券売機のどちらがおすすめ?

運営会社が会計と売上配分を一元管理するなら共用券売機、各テナントが独立して会計するなら個別券売機が適しています。テナント数、設置場所、売上精算の方法を基準に選びましょう。

キャッシュレス専用の券売機でも問題なく運用できる?

利用者のキャッシュレス比率が高い施設なら運用可能です。ただし、現金しか使えない利用者への対応として、有人窓口や現金対応券売機を1台残す方法を検討する必要があります。

券売機は購入・リース・レンタルのどれがおすすめ?

長期間使用して総額を抑えたい場合は購入、初期負担を抑えたい場合はリースが向いています。レンタルは短期イベントや一時的な増設に適しています。契約期間と総支払額を比較しましょう。

メニュー変更や売り切れ商品の設定は店舗側でできる?

多くのタッチパネル型・クラウド型券売機では、店舗や本部から商品名、価格、画像、売り切れ情報を変更できます。変更権限や反映方法は製品ごとに異なるため、導入前に確認してください。

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フードコートに券売機を導入するなら、レジベストにお任せください。レジベストでは、券売機本体だけでなく、キャッシュレス決済や自動釣銭機、厨房連携、呼び出しシステムまで、店舗や施設の運用に合わせた導入をサポートします。

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この記事を書いた人

レジ専門メディアのライターです。これまで500以上のレジ関連の記事(セルフレジ、POSレジ、券売機、自動釣銭機、キャッシュレス決済端末、補助金情報など)を執筆。大手レジメーカーのコンテンツ制作も担当してきました。

“どこよりもわかりやすく、後悔しないレジ選びを”
そんな思いを込め、信頼性の高いレジ情報を発信していきます。

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