セルフレジの普及により、店舗の効率化が進む一方で「未払い」や「万引き」などのトラブルも増加しています。うっかりしたスキャン漏れから、意図的な不正行為まで、その原因はさまざまです。
この記事では、セルフレジで未払い・万引きが発生する主な原因や手口、実際の事例、そして店舗側が行うべき具体的な対策を詳しく解説します。
中島この記事を読むことで、セルフレジで未払い・万引きが発生する具体的な原因や対策がわかるようになります。
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セルフレジの未払い・万引きが増えた理由|統計データをもとに解説


セルフレジの導入は、店舗の効率化や人件費削減を目的として急速に広がっています。しかしその一方で、未払い・万引きの発生件数が増加しているのも事実です。
背景には、人手不足による監視体制の弱化や、利用者の操作ミス・悪用行為の増加があります。統計によると、小売業全体の不明ロス(在庫の理論値と実在庫の差)が0.7%に上り、その約40%が万引きによるものであると報告されています。
また、アンケートではセルフレジ導入後に万引き被害が増えたと回答した店舗が25%に上るなど、データでもリスクの高まりが明らかになっています。セルフレジの利便性を最大限に活かすためには、効率化と同時に不正防止の体制強化が不可欠です。
出典:調査:特定非営利活動法人 全国万引犯罪防止機構|第14回全国小売業不明ロス・店舗セキュリティ実態調査分析報告
セルフレジで未払い・万引きが発生する原因


セルフレジで未払い・万引きが発生する原因は以下のとおりです。
- 商品のスキャン漏れやバーコード読み取りミス
- 顧客が意図せず支払い操作を完了せずに退店してしまうケース
- 死角になる場所にレジが設置されている
それぞれ解説します。
商品のスキャン漏れやバーコード読み取りミス
セルフレジで最も多い未払いの原因が、商品のスキャン漏れやバーコード読み取りミスです。以下のような理由で機械が正常に読み取れないケースが多発します。
- バーコードの印刷が薄い
- 商品形状が湾曲している
- 袋入りで反応しにくい
また、利用者が複数の商品をまとめてスキャンすることで、知らないうちに未登録になることもあります。店舗側がスキャナーの清掃や感度調整を行い、操作ガイドを明示することが防止策として有効です。
顧客が意図せず支払い操作を完了せずに退店してしまうケース
次に多いのが、支払い完了前に退店してしまうケースです。支払いのうっかり忘れは以下の要因で発生します。
- 画面表示がわかりづらい
- 支払い完了音が小さい
- レシート印字が遅い
利用者が「支払いが終わった」と誤認して店を出てしまうことがあります。特に高齢者や初めてセルフレジを利用する顧客に多い傾向です。
こうした場合、悪意がなくても万引き扱いとなるリスクがあるため、店舗側は決済完了を明確に表示・音声通知し、スタッフによる声かけサポートを行うことが効果的です。
死角になる場所にレジが設置されている
セルフレジの設置場所が死角になっている場合、監視の目が届かず未払いが発生しやすくなります。特に出入口付近や棚の陰は店員の視界から外れやすく、混雑時にはスキャン漏れや意図的な不正が見逃されることも少なくありません。
さらに、夜間や人員が少ない時間帯では、監視体制の弱さがトラブルを助長します。対策としては、AIカメラ・ミラー・重量センサーの設置や、スタッフの巡回によるチェック強化が重要です。レジの配置見直しも再発防止に有効です。
セルフレジ未払い・万引きの気づきにくい手口


セルフレジで発生する未払い・万引きは、単なる悪意だけでなく巧妙な手口によって気づきにくくなることが多いです。
ここでは店舗側が見落としやすい代表的な手口を取り上げ、それぞれの特徴と発見を難しくする要因を解説します。防止策を立てるための理解に役立ててください。
バーコードを別の商品にすり替える
この手口は、バーコードを安価な商品に意図的にすり替えることで高額商品を低価格で購入したように見せかけるものです。たとえば、500円の商品のバーコードを100円のラベルに貼り替え、スキャンして精算する行為が該当します。
包装形態が似ている商品や、ラベルを簡単に剥がせるパッケージほど発覚しにくく、外観上ではほとんど見分けがつきません。また、混雑時やセルフレジの操作に慣れた客を装うことで、周囲から不審に見えないように行われるケースもあります。
検知が難しいことから、店舗側の管理体制が問われる典型的な不正行為です。
複数の商品を手に持ってスキャンする
複数の商品を片手に持ってスキャンする際に、一部の商品を読み取らずに通過させる手口です。この行為は意図的な不正として行われる場合もあれば、慌てた操作による見落としとして発生することもあります。
セルフレジは客が自分で操作を進める仕組みのため、スキャン音を確認せずに次の商品へ移ると、画面には反映されないまま会計が終了。また、レジの混雑時や後ろに人が並んでいる状況では、焦りから操作確認を怠りやすくなる傾向もあります。
こうしたミスや不正は、自然な動作の中で行われるため発覚が難しい点が特徴です。
カート下の商品のスキャン漏れ
セルフレジで特に多いのが、カートやカゴの下に置かれた商品のスキャン漏れです。大きなペットボトルケースやトイレットペーパーなど、かさばる商品を下段に置いたまま精算を終えるケースが多発しています。
悪意のないうっかりミスとして起こることもありますが、中には意図的にカート下に商品を隠して支払いを免れようとする例も存在します。セルフレジでは従業員の目が届きにくく、画面上にはスキャンされた商品しか表示されないため、チェックが不十分になりがちです。
また、レジ周辺が混雑している場合や死角が多い配置では、こうした未払い行為を発見することが一層困難になります。
セルフレジの未払いは「うっかりミス」でも犯罪・違法になる?
セルフレジでのスキャン漏れや支払い忘れは、たとえ「うっかり」でも状況次第では犯罪に問われる可能性があります。まず、刑法第235条の窃盗罪は、「他人の財物を盗む」という故意(=盗む意思)がある場合に成立します。そのため、悪意のない単純なミスは、原則として窃盗罪には該当しません。
しかし、問題となるのはミスに気付いた後の対応です。商品を持ち帰った後でスキャン漏れに気付いたにもかかわらず、そのまま返却や支払いをせずに自分の物として使えば、刑法第254条の占有離脱物横領罪に問われる可能性があります。これは「他人の占有を離れた物を不正に自分のものにした」行為とみなされるため、結果的に犯罪として扱われるのです。
また、店舗側は客の意図を即座に判断できないため、「うっかりでした」という主張があっても警察に通報する権利を持っています。最悪の場合、事情聴取や逮捕に至ることもあります。
こうしたトラブルを防ぐには、利用者はミスに気付いた時点で速やかに店舗へ連絡・支払いを行うことが何より重要です。
セルフレジの導入による未払い・万引きの事例


セルフレジの導入は人手不足や業務効率化に貢献する一方で、未払い・万引きトラブルの新たな温床にもなっています。ここでは、国内外で実際に発生したセルフレジに関する不正・トラブル事例をもとに、現場で起きている実態を解説します。
セルフレジでの万引き被害は年間500万円!?
セルフレジを導入する店舗が増える一方で、悪質な万引き被害が深刻化しています。静岡県焼津市のスーパーマーケット「田子重 登呂田店」では、わずか1年間で約500万円の被害が発生したといいます。
全国万引犯罪防止機構による調査でも、2024年1年間で全国のセルフレジを悪用した万引き被害が2,000件以上に上ることが判明しており、被害は全国的に拡大。
背景には、人件費削減と人手不足の解消を目的にセルフレジを導入する店舗が増えていることがあります。田子重でも、セルフレジ導入によって人件費が約20%削減できた一方で、不正利用のリスクが高まったといいます。
犯行の手口も巧妙化しており、「お米などの高額商品をスキャン済みの別商品と一緒に袋へ入れる」といった形で、バーコードを読み取らせずに商品を持ち帰るケースが増加。防犯カメラに映っていても、一見自然な動作に見えるため発見が難しく、店舗側も大きな課題を抱えています。
出典:【卑劣】セルフレジで“万引き”の瞬間!被害は年間500万円にも…店側も頭を悩ませる巧妙な手口とは
セルフレジを悪用して逮捕された事例
兵庫県尼崎市で発生した事件は、セルフレジを悪用した典型的な万引き手口として大きな注目を集めました。逮捕された女性(35)は、スマートフォンを使ってセルフレジで支払いを行う仕組みを利用し、実際には一部の商品しかスキャンせずに多くの商品を持ち帰っていたとされています。
警察によると、女性はカートに約80点(約2万円相当)の商品を入れたまま、最も安いミネラルウォーター(51円)だけをスキャンして会計を済ませていたことが判明。防犯カメラの映像や購入履歴の照合によって、不正行為が長期間続いていたことが明らかになりました。
この事件は、セルフレジの利便性が裏目に出た事例といえます。レジの無人化が進む中で、意図的なスキャン漏れや支払い偽装といった犯罪のリスクが顕在化しており、店舗側には防犯カメラの強化やAI監視システムの導入など、再発防止に向けた対策が求められています。
海外ではセルフレジの撤去も
海外では、セルフレジを導入したもののトラブルの多さから撤去に踏み切る企業も増えています。アメリカのウォルマートやショップライト、イギリスの高級スーパー「ブース」などでは、万引き被害の急増や顧客の操作ミスによる混乱、接客満足度の低下を理由に、一部店舗でセルフレジを廃止しました。
特に米国ディスカウント大手のダラー・ジェネラルは、全国約1万2,000店舗でセルフレジを撤去するという大規模な判断を行っています。
これらの背景には、人件費削減や効率化を優先しすぎた結果、想定外の損失が発生したという共通点があります。万引きや誤操作による損害がコスト削減効果を上回り、むしろ経営を圧迫する事態に陥ったのです。
こうした事例は、「対策を伴わないDX(デジタル化)はむしろリスクになる」という警鐘でもあります。セルフレジの導入はコスト削減だけでなく、店舗全体の顧客体験とセキュリティを両立する戦略として捉えることが不可欠です。
出典:BUSINESS INSIDER|万引きの増加につながった? ウォルマート、一部店舗でセルフレジを廃止
出典:No more self-checkout? Delaware ShopRite stores bring back full-service checkout
出典:アメリカとは真逆 イギリスのスーパーでセルフレジを廃止へ(11/16)
セルフレジ未払い・万引きへの対策


セルフレジの導入が進む一方で、未払い・万引きといったトラブルも増加しています。こうした問題を防ぐには、人とテクノロジーを組み合わせた多層的な対策が欠かせません。
ここでは、店舗運営で実践できる具体的な防止策を紹介します。
- 会計エリアにスタッフを常駐または巡回させる
- 積極的な声かけとサポート
- 死角にならないレイアウトにする
- 最新システムを導入する
会計エリアにスタッフを常駐または巡回させる
セルフレジを導入しても、人の目による抑止効果は依然として非常に大きな役割を果たします。特に会計エリアにスタッフを常駐または定期的に巡回させることで、顧客の不正行為を未然に防ぐことが可能です。
スタッフが近くにいるだけで心理的なプレッシャーが生まれ、「見られている」という意識が万引きやスキャン漏れの防止につながります。また、操作に不慣れな顧客へのサポートやトラブル対応も迅速に行えるため、顧客満足度の向上にも寄与します。
人とテクノロジーを併用する体制こそが、セルフレジ運用の理想的な形です。
積極的な声かけとサポート
セルフレジ周辺でのスタッフの声かけは、最も効果的な万引き防止策のひとつです。顧客に「お会計お手伝いしましょうか?」といった自然な言葉をかけるだけでも、監視されている印象を与え、不正の抑止につながります。
また、支払い操作やバーコード読み取りに不慣れな高齢者への丁寧なフォローも重要です。誤操作を防ぐことで、「意図しない未払い」や「スキャン漏れ」を減らすことができます。
さらに、スタッフと顧客のコミュニケーションを増やすことで、店舗への信頼感が高まり、トラブル発生時の冷静な対応も促進されます。
死角にならないレイアウトにする
店舗のレイアウト設計も、セルフレジ運用における防犯の要です。特に、レジエリアや出入口付近に死角があると、万引きやスキャン漏れの発見が遅れる原因になります。
セルフレジの設置場所は、防犯カメラがしっかり映る位置に配置し、レジ背後や通路の死角を極力なくすことが重要です。また、通路幅を適切に保つことで、スタッフが巡回しやすい環境を整えることも効果的です。
さらに、明るい照明やミラー設置などの工夫も、顧客に「監視されている」という意識を与え、不正行為を抑止します。レイアウト改善は設備投資よりもコストが低く、すぐに実施できる有効な対策です。
最新システムを導入する
セルフレジの未払い・万引きを防ぐには、AIやセンサー技術を活用した最新システムの導入が有効です。人の目だけでは防ぎきれない不正行為を自動検知し、スキャン漏れや操作ミスも減少。店舗運営の安全性と効率を同時に高めます。
セルフレジ未払い・万引きへの対策に効果的な最新システムは以下のとおりです。
AIカメラシステム
AIカメラシステムは、店舗の防犯対策として役立つ最新技術です。従来の監視カメラと異なり、AIが人物や商品の動きを自動で解析し、不審な行動をリアルタイムで検知します。
たとえば、スキャンせずに商品を袋に入れる、会計せずに退店するなどの不自然な動きを即座に把握できるため、未払い・万引きの早期発見が可能です。また、AIによる映像分析は24時間体制で稼働し、人の目が届かない時間帯でも効果を発揮します。
さらに、録画映像をデータ化して不正傾向を分析することで、店舗ごとのリスクパターンを可視化し、対策強化に役立ちます。
バーコード読み取り確認センサー
バーコード読み取り確認センサーは、スキャン時の「読み取り忘れ」や「誤検知」などの人為的ミスを防ぐためのシステムです。レジ台に設置されたセンサーが、商品がスキャナーを通過したかどうかを自動判定し、バーコードが読み取られていない場合は警告音やライトで通知します。
意図せずスキャン漏れを起こした場合でもその場で修正が可能です。特に、複数商品をまとめて持つ顧客や高齢者など、操作ミスが起きやすい利用環境では有効な対策といえます。
未払いを「ミスの段階」で防ぐ仕組みとして、セルフレジの信頼性と安全性を大きく向上させます。
RFIDタグ読み取りシステム
RFIDタグ読み取りシステムは、商品のタグに埋め込まれたICチップを非接触で読み取る技術です。バーコードのように1点ずつスキャンする必要がなく、複数の商品を一括で認識できるため、操作の手間を大幅に削減できます。
さらに、タグ情報には商品名・価格・在庫データなどが紐づけられており、スキャン漏れや価格改ざんを防止することが可能です。また、RFIDゲートを通過した際に未精算の商品があれば即座に警告できるため、万引きや未払いの防止精度が格段に高いのが特徴です。
大手アパレルやスーパーでも導入が進んでおり、将来的にはセルフレジの標準技術になると期待されています。
重量センサー
重量センサーは、商品を置いた際の重さの変化を検知してスキャン漏れを防ぐ仕組みです。たとえば、スキャン後の商品の重量と、レジが認識している商品の合計重量を比較し、差がある場合には警告を出します。
バーコードの読み取り忘れや、意図的なスキャン省略をその場で検知できます。特にスーパーやドラッグストアなど、多数の商品を扱う業態で効果的です。
さらに、AIカメラとの併用によって不正検知の精度を高めることも可能です。人為的なチェックを減らしつつ、確実に会計ミスを防ぐための重要な仕組みといえます。
商品通過検知センサー
商品通過検知センサーは、商品がレジ通過時に正しくスキャンされたかを自動で確認する装置です。センサーが通過した物体を感知し、バーコードスキャンが行われていない場合に警告を出す仕組みで、スキャン忘れを即座に発見できます。
特に、顧客が複数の商品を一度に動かすケースや、子ども連れでの買い物などで起こりやすい「見落としミス」の防止に効果的です。また、AIカメラや重量センサーと連携させることで、「通過したのに支払いがない」状況を即時検知でき、不正行為の抑止にもつながります。
シンプルながら高い効果を持つ仕組みとして、多くの小売業で採用が進んでいます。
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セルフレジの未払い・万引き対策の最新システムはコストが課題


セルフレジの未払い・万引き防止には、AIカメラやRFIDなどの先進システムの導入が効果的とされています。しかし、こうした技術は高精度である反面、導入コストが大きな課題です。
特に中小規模店舗では、初期費用や維持費の負担が重く、費用対効果を慎重に見極める必要があります。以下は、代表的なシステムの概要と導入コスト相場です。
| 未払い・万引き対策システム | 導入費用の相場 | コスト要素 |
|---|---|---|
| AIカメラシステム | 約10万〜40万円/1台 | カメラ本体費用、AI解析システムの利用料、保守・メンテナンス費用 |
| バーコード読み取り確認センサー | 約10万〜20万円/1台 | センサー本体、レジ連携工事費、設置費用 |
| RFIDタグ読み取りシステム | 約30万〜50万円 | RFIDタグ費用、貼付作業の人件費、読み取り機器設置費 |
| 重量センサー | 約30万〜40万円 | センサー機器、高精度測定装置、設置工事費 |
| 商品通過検知センサー(ゲート式) | 約200万円〜 | ゲート装置費、設置工事、運用システム費用 |
このように、導入費用は10万円台から数百万円規模まで幅広く、店舗の規模や目的によって最適なシステムを選ぶことが重要です。補助金制度やリースを活用し、初期費用の負担を軽減しながら防犯レベルを高めることが現実的な選択といえるでしょう。
セルフレジの未払い・万引きについてよくある質問
ここでは、セルフレジの未払い・万引きについてよくある質問に答えていきます。
- セルフレジで万引きをしたらバレますか?
-
はい、ほとんどの場合バレます。
- セルフレジでわざと通し忘れたら罪になりますか?
-
もちろん罪になります。意図的に通さなかった場合は刑法第235条の窃盗罪に該当します。
- セルフレジで万引きをしたら罰金はいくらですか?
-
セルフレジでの万引き(窃盗罪)が確定した場合、50万円以下の罰金または10年以下の懲役刑が科せられます。
- セルフレジで万引きはされないのか?
-
完全に防ぐことは難しいですが、AI監視・RFIDタグ・重量センサー・ゲート検知などの技術で大幅に減少できます。
- セルフレジで未払いを出してしまった場合の始末書の書き方は?必要?
-
「うっかりスキャンし忘れた」などの過失による未払いであっても、店舗側に誠意を示すため始末書を提出するのが望ましいです。
- セルフレジの通し忘れに気づいたら後日でも連絡したほうがいい?
-
はい、必ず連絡してください。 故意がなくても、通し忘れた商品をそのまま所持すると占有離脱物横領罪(刑法第254条)に問われる可能性があります。
セルフレジで万引きをしたらバレますか?
はい、ほとんどの場合バレます。 現在のセルフレジは高性能カメラやAI監視システム、重量センサーなどが連動しており、スキャン漏れや不自然な動きを自動で検知します。
さらに防犯カメラの映像はクラウド上で保存され、後日でも照合可能です。店側は不審な会計履歴や映像データをもとに警察へ通報できるため、「少しならバレない」という考えは非常に危険です。
セルフレジでわざと通し忘れたら罪になりますか?
もちろん罪になります。意図的に通さなかった場合は刑法第235条の窃盗罪に該当します。スキャンを忘れたふりをして商品を持ち出す行為は「故意による窃取」とみなされ、10年以下の懲役または50万円以下の罰金が科される可能性があります。
店側が映像などの証拠を提出すれば、後日でも逮捕されるケースがあり、軽い気持ちでも「犯罪」と判断される点に注意が必要です。
セルフレジで万引きをしたら罰金はいくらですか?
セルフレジでの万引き(窃盗罪)が確定した場合、50万円以下の罰金または10年以下の懲役刑が科せられます。被害額の大小にかかわらず、故意が認められれば刑事事件として扱われます。
また、店側への弁済や示談が成立しても、前科が残る可能性があります。初犯であっても「社会的信用の失墜」は避けられないため、非常に重い結果を招く行為です。
セルフレジで万引きはされないのか?
完全に防ぐことは難しいですが、AI監視・RFIDタグ・重量センサー・ゲート検知などの技術で大幅に減少できます。近年では、顧客の行動パターンをAIがリアルタイムで分析し、スキャン漏れや不正行為を自動検知する店舗も存在します。
万引き行為は防犯カメラ映像や購入履歴から後日特定されることが多く、逃げ切ることはほぼ不可能といえるでしょう。
セルフレジで未払いを出してしまった場合の始末書の書き方は?必要?
「うっかりスキャンし忘れた」などの過失による未払いであっても、店舗側に誠意を示すため始末書を提出するのが望ましいです。構成は以下の通りです。
【始末書の書き方】
- いつ・どこで・どのような経緯で発生したかを明記する
- 故意ではないことを説明する
- 今後同じミスを防ぐための対策を書く
- 反省の意を丁寧に示す
「このたび、○月○日、○○店のセルフレジにて商品を一部スキャンし忘れるという不注意をいたしました。悪意による行為ではございませんが、結果的に未払いを発生させてしまい、深く反省しております。今後は会計確認を徹底し、再発防止に努めます。このたびは誠に申し訳ございませんでした。」
セルフレジの通し忘れに気づいたら後日でも連絡したほうがいい?
はい、必ず連絡してください。 故意がなくても、通し忘れた商品をそのまま所持すると占有離脱物横領罪(刑法第254条)に問われる可能性があります。
気づいた時点で速やかに店舗へ連絡し、商品代金を支払えばトラブルを避けられます。誠実に対応することで、店側も「うっかりミス」として扱ってくれるケースがほとんどです。
まとめ:セルフレジの未払い・万引きは対策すれば減らせる



本記事では、セルフレジの未払い・万引きの現状について解説してきました。内容をおさらいしましょう。
- セルフレジの普及により、効率化が進む一方で未払い・万引きのリスクが増加している
- 未払いの主な原因は「スキャン漏れ」「支払い忘れ」「死角のある設置場所」など
- バーコードすり替えやカート下商品の見落としなど、巧妙な手口も増加
- 「うっかりミス」でも対応を誤ると占有離脱物横領罪に問われる可能性がある
- 対策として「スタッフの常駐・巡回」「積極的な声かけ」「死角のないレイアウト」「AIやセンサーの導入」が効果的
- セルフレジ運用では「人と技術の併用」が最も効果的な防止策
- 適切な防犯対策を講じれば、セルフレジの利便性と安全性を両立できる
最も重要なのは、セルフレジを「完全自動化の仕組み」として放置するのではなく、人と技術を組み合わせた防犯体制を構築することです。店舗運営の信頼性を守るためにも、今後は“未払いを出さない設計”こそが、セルフレジ成功の鍵となるでしょう。
レジに精通したコンシェルジュが、業種や希望条件に合わせて最適な製品をご提案します。非公開の情報も踏まえて、最短・手間なしでセルフレジを見つけられます。まずはお気軽にお問い合わせください!









